アドレスホッピング始まりました！
先日私は、20年間暮らしていたマンションを出ました。
娘が4歳の時に離婚して以来、二人で暮らしてきました。
娘は25歳になり、初めて離れて暮らすことになります。
そこで感じたことを書いてみたいと思います。
引っ越しの日
引っ越しまでは、怒涛の日々でした。
片付け
移動生活の荷物のまとめ
娘への申し送り事項のまとめ
私が出た後、マンションには娘と娘の彼M君（結婚未定）が住みます。
M君が引っ越してくる当日は、朝から掃除をしました。
娘は、私が言わなければ、掃除しなかったと思います。
人を迎える時は、きれいにしないとね。
全然印象が違うでしょ。
やりはじめたら、娘も頑張りました。
年末の大掃除くらい。
両家初顔合わせ
夕方、M君が到着しました。
M君のお父さんが、車で荷物を運んでくれました。
ちなみに、M君のご両親も離婚していて、
お父さんはすでに再婚しているようです。
昔だったら「複雑な家庭」同志ですね（笑）
今や、ふつう。
アメリカン・エキスプレスのCMを、憶えていますか？
寿司屋のカウンターに娘と父。
娘が父に「結婚報告」をしたら、
父も「お父さんも今度結婚したい人がいるんだ。」
こんな時代ですね。。
慌ただしく家を出る
荷物を運び込み、
マンションのご近所さんにあいさつ回りをしました。
コーポラティブハウスですから、顔を覚えてもらいましょ。
よろしくお願いしますね。
私は夜8時から、オンラインで繋がりながら走る
「ミライランクラブ」をやっています。
8時前には、家を出なければいけませんでした。
ちゃちゃっとご飯をつくり、
20分で食べて、
慌てて家を出ました。
ランクラブでは、いつもは一緒に走っていますが、
今日は皆さんとおしゃべりしながら「移動」しました。
こんな時に誰かと繋がれるのは、本当に嬉しいです。
ランクラブの皆さん、ありがとう♡
初日は徒歩10分
これからしばらくは、青森の実家への帰省を挟みつつ
addressの家を渡り歩く予定です。
その日泊まったaddressの家は、マンションから歩いて10分ほどの場所にありました。
近くにあって、本当によかった！
大きな生活の変化ですから、
なじみのある場所からスタートできるのは嬉しいです。
足りないものがあれば、取りに行けるしね。
ザワザワの正体は「寂しさ」
それでも、その夜はなかなか眠れませんでした。
心のザワザワは何だろう。
帰る家が無くなった心細さ？
一人移動生活をしていく不安？
元の家に居たほうが良かった？
娘と離れて暮らすことは決まっていました。
娘が出て行って、私があのマンションに残ったら、、
もっと寂しかったと思います。
今までと同じ空間に、ぽっかり娘の存在だけがなくなる。
ザワザワの正体は「寂しさ」。
どうやったって、いつかは来る。
必ず、いつか来る。
新しいことに目を向けよう
一人残った家で、広さを持て余し、
ぽっかり空いた空間を寂しく思うより、
二人に住んでもらうほうがいい。
一人取り残されるくらいなら、
新しいことに目を向けたほうがいい。
そう決めたはずでした。
時間は戻らない
元のマンションに行けばいるし、いつでも会える。
それなのに、この寂しさは何だろう。
ずっと機嫌よく過ごしてきたわけでもないのに。
子供はいつか、必ず手を離れる。
手が離れるべき。
手を離すべき。
親はみんなこの道を通るんですね。
寂しさは、克服するしかないのです。
時間は掛かりそうです。
家を出て4日目。
少し落ち着いたはずの頃。
addressの部屋で一人、カレーを食べていたら
突然、泣きたくなりました。
料理は何ひとつしなかった娘が、
作って持たせてくれたカレーでした。
また時々、泣くと思う。
時間は戻らないことをかみしめて。
良いこともある
娘たちにマンションに住んでもらって、
ひとつ良いことがありました。
「気軽に寄れる（笑）」
娘たちがどこかに引っ越したら、そう簡単には行けませんよね。
私の所へ「遊びに来てね」と言ったところで、
用もないのに来ませんよね。
今はマンションに私の荷物もあるし、
遠くに出かけたらお土産もある（予定）し、
娘たちは在宅で仕事をしていて時間の余裕がある感じだし。
この距離感は、良いかも。
昨日も寄ってきちゃいました。
二人で楽しそうに暮らしている様子でした。
あー、自分の家はやっぱり落ち着く（笑）
これにも、もう少し時間が掛かりそうです。
もちろん、頻繁に行くのは差し控えますよ。
長居も禁物ね。
一歩一歩ですね。
私も、頑張る。
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