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「家」から人生を変えてみる

私が「50代からの未来」というテーマに行き着いたのは、
「家と暮らし」相談アドバイザーという仕事をしていたときに、
いろいろな高齢者を見てきたからです。

家は、その人の「人生」そのものです。
逆に言えば、「家で人生も変わる」という話を書いてみたいと思います。


「家」と「50代からの未来」


私がみてきた高齢者の姿。

価値観は30年前のまま
時代の変化に付いて行けない

家はボロボロになり、
30年(いやもっと)前のものであふれかえる。

問題が出ていても、変わりたくない
実際、80代になってから「変わる」ことは難しい。

それは、私たちの30年後の姿です。

この30年を、「老後」という漠然としたイメージで
過ごしていないでしょうか?
「老後」という一くくりにするには、長すぎるのです。

「50代からの30年間」が抜け落ちていないでしょうか?


価値観の多様化、家族崩壊、個の時代


家族が、人生の目的でなくなりました
仕事も、人生の目的でなくなりました

ご近所や親戚との関係はとっくに薄れています。
夫婦や子供との家族関係も、昔ほど強くありません。

誰かに頼らなくても
誰かと関わらなくても
一人で不便を感じずに、生きていけるようになりました。

誰がどんな生き方をしても良い時代になりました。
街は、膨大な「個」の集まりです。

一人は気楽ですよね。
しかし、もう十分に「一人の気楽さ」を謳歌したんじゃないかしら?
そろそろ「人とつながる」価値を見直す時期に来ているんじゃないかしら?
面倒を引き受けてでも、やるべきなんじゃないかしら?


遠くのシンセキより、近くのタニン


先日、こちらのセミナーを拝見しました。

「遠くのシンセキより、近くのタニン」
〜暮らしの選択肢を増やす“おせっかい”な不動産屋〜

「はっぴーの家ろっけん」を運営する株式会社Happyは、不動産事業(賃貸/売買/空き家活用等)を中心に、就労支援や介護・看護、アウトドア事業やサウナ事業など幅広い事業を行っている。「こんな場所があったらいいのに」という目の前の人の願いに応えていくことが、街全体を、豊かで楽しく暮らせる場所に変えていく、という取り組みをご紹介したい。

多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」を運営
株式会社Happyの首藤 義敬さん

首藤 義敬さんとは
カオスクリエイター
週に200人が集う多世代型介護付きシェアハウスはっぴーの家
ダイバーシティなコミュニティデザインを自分の暮らしで実践中
事業内容はマタニティアートから葬儀まで。
多世代の日常を創る不動産屋/週7サウナと将棋に没頭中。
昼まで寝てたい意識低い系起業家代表。

「はっぴーの家ろっけん」のnoteのページもあります。

「多様な人がつながる」ことで現れるパワー(笑)


「人のつながり」と「家」


大きな家を処分して身軽になり、外に出る。
一方で、家に「人を呼ぶ」ということも出来ます。

こんな記事を見つけました。

“シェアホスト”という考え方で自宅をシェアハウスに。
シェアハウスひだまりが考える「住まい方の提案」

オーナー同居型は、住人に対してオーナーが過干渉になる恐れがある。
物件オーナーではなくシェアホスト、あくまで住人の1人として、他の住人と共に役割分担などにも参加しながら暮らしてもらう。大事にしているのは、フラットな繋がりである。

「ネットが浸透したからこそ、リアルがリッチですよね。」

https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00617/


「家」という当たり前を見直す


家を持つことも、人生の目的ではなくなりました。

広い家に今は一人暮らし、、
よくある光景です。

家は、その人の一番ベースになる部分ですよね。
もっとも「安心」でありたい、保守的な部分です。

変えられないがゆえに、家によって楽しむべき人生
制約を受けることがあります。

不便
片付かない
使いづらい
人を呼べない
メンテナンスにお金が掛かる、、

一方で家には、環境人との関わりなどが紐づきます。
家で、人生が大きく好転することもあります。

本当に今のままが良いのか?
「家」という当たり前を見直してみても良いのではないでしょうか。

暮らしをイキイキさせるのは「人のつながり」。
「人のつながり」が「家」から生み出されるかもしれない。

あなたはこれからの30年を、どこで、誰と、どう暮らしたいですか?


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