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次の生き方を探す旅

やっぱり旅はおもしろい!
以前こんな記事を書きました。

他にも出会いはありました。

今日は、新潟十日町でのさらなる出会いについて、
書いてみたいと思います。


一緒に回りませんか?


addressを利用して、新潟の十日町に10日ほど滞在しました。

滞在も残り2日となった日の夕方。
addressの家で貸し出されているAirbnbの部屋へ、
シンガポール人の女性が泊まりに来ました。

またまた片言の英語の出番です(-_-;)

彼女の滞在の目的は、私と同じく芸術祭でした。

彼女が、
「いつまでここにいるんですか?」
と聞いてきました。
「明後日ここを発ちます。」

すると
「明日はどんな予定ですか?」
と。

次の日は「清津峡」というところへ行き、
帰りに温泉に行く予定でした。

そう伝えると、
「レンタカーを予約しているので、
良かったら一緒に回りませんか?」と。
「良いですよ!」

しかし、しばらくして
「私は車が得意ではないから、あなたが乗るのはお勧めしません。」と。

「帰りにどこかで待合せて、
(限られたルートだけ)一緒に帰って来てはどうかしら?」
とか何度も、
「私の車に乗るのはお勧めしない」と。

「良いですよ。オッケー!」
そう答えて、翌日の朝レンタカーのお店まで一緒に行きました。


これ、やばいかも(笑)


レンタカーに乗り、
彼女は慎重に、ブレーキやアクセル、座席の位置などを確認しました。

道路に出ようとすると、ウィンカーの代わりにワイパーが動きます。

トンネルでライトの付け方がわかりません。

駐車場でのバックでハンドルを逆に切り、
「違う」と確認します。

これやばいかも(笑)

山道の「くねくね道」が見えると、
「Oh.Curve..」
と、つぶやく彼女。。

隣で無駄に緊張する私。。

緊張しすぎでトイレに行きたくなったけれど、
余裕のない彼女に言い出せず(-_-;)


「清津峡」に到着


それでも無事に、目的の「清津峡」に到着しました!

清津峡とは

1941年(昭和16年)
峡谷美と柱状節理の地形が見事であるということで、国の名勝・天然記念物に指定された。

1988年(昭和63年) 7月
清津川に沿って、清津峡温泉から八木沢にぬける清津登山道で落石事故があり、以来、この歩道の通行は一切禁止となった。
歩道の代替施設として、国立公園としての外観を損なわずに峡谷美を安全に鑑賞することができる「歩道トンネル」の建設が決まった。

1992年(平成4年)
歩道トンネル建設工事の着工(中里村が事業主体。総工費約20億円)

1996年(平成8年)10月
清津峡渓谷トンネルを開坑(川沿いの歩道は、現在も立ち入り禁止)

観光のためのトンネルなんですね。
芸術祭の会場になっていました。

このあとあちこち寄り、遅いランチを食べて、
「日が暮れるまでには、絶対に帰ろう」
と、夕方5時に無事に帰着しました。
(温泉は定休日でした。。)

部屋に入った瞬間に、爆睡した私でした(笑)


グーグル翻訳大活躍!


彼女は、十日町に来る前に、
日本酒の「造り酒屋」に寄ってきたとのことでした。
「そこで買った日本酒の小瓶があるから、夜飲まない?」と。
そんなわけで、一杯(笑)

英語でそんなに話ができるの?
そう思いますよね?

彼女はネイティブなので、話が進んでいくと英語でどんどん話します。
私はスマホをトントンと合図します。

「Oh!」
彼女は、スマホに話しかけます。
私も同様に、スマホに話しかけては画面を彼女に見せます。
グーグル翻訳がだいぶスムーズに使えるようになりました(笑)


次の生き方を見つけなければいけません


「シンガポールは東京と同じ都会。」
彼女は自然が好きで、
自然を求めマレーシアやインドネシアや中国へと旅行しているそうです。

彼女のスマホには、
どこまでも続く砂漠や、見たことのない色の湖など、
私の「知らない世界」が納まっていました。

日本に来るのは6回目で、
最初は東京・大阪・京都へ行った。
今は「田舎」を中心に回っているとのことでした。

田舎を回るために、普段乗らない(のは明らか)車も運転する。
慎重に慎重を重ねながら運転する彼女の勇気を、私は尊敬します。

日本に2週間滞在した後は、
1か月上海で過ごし、
そのあと1年間、中国の雲南省のある村へ行くとのことでした。
彼女はアートやクラフトが好きで、
伝統的なクラフトの盛んな村があるのだそうです。

「仕事は?」

42歳で独身という彼女。

マーケティングの仕事をしてきたけれど、やめた。
オフィスと家の往復の生活を見直したいと思った。

先のことはわからないけれど、
生活が成り立つ範囲の収入を得て、
人間らしい生活のできるスタイルを、何とか見つけたい。

「私は、次の生き方を見つけなければいけません。」

グーグル翻訳にはそう、記されていました。

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