日々徒然
久しぶりに会った孫娘は、うんとママ(娘)に甘えっこになっていた。好奇心旺盛なところはパパ(婿)に似ているかもしれない。大きくなった。そしてその分私も年を重ねた。見送った後、もう少し近くならなぁと叶わないことを思う。一緒に時を過ごしていけたらなぁと思う。/
昔は山だったこの辺り。我が家の前にも小さな森が残る。不思議な鳥の声が。
「いい声の鳥ね。なんて名前の鳥だろう」
「姿は見えないね。なんて名前の鳥だろう」
おうむ返しのように夫とそんな会話をする。
小さな余白を互いに贈りあう週末の朝。と、以前呟いた。
今、夫は毎日ミカンを半分に切って木の枝に刺す。いろんな鳥たちの声で賑わう。
「聴こえる?」
「聴こえる」
夫にもらっている余白。感謝。/
今夜は久しぶりに我が家のカレーを作った。床を軽くモップがけしたり、洗面台を磨いたり。誰かのために何かできることはとてもとても嬉しい。/
皆、今日を生きて生きて積み重ねて人生と呼ぶ。
おやすみ、世界。/