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ao
2017年12月22日 22:27
障子から射す冬の陽をぼんやり見ている。パズルのようだ。空が見えないことにまだ慣れない。風が見えないことにも。/雨だろうか、それとも加湿器の音か。からからと落葉が風に舞っている音か。店から娘の笑い声ころころと。知りたい音が私の耳に届いてくる。音は沢山溢れているけれど。/荷をほどかない。そう決めた時、体の良い言葉を綴ったけれど、あの時、私は私の中に毒を放ったのだろう。/この年齢を生きるのは
2017年12月17日 14:18
10月中旬からまた寝込んでしまった。どうやら悪の根は深く深く私の中にあるようだ。/春が過ぎ、夏が過ぎ、秋も通り過ぎて冬さえもきっと。自分を諦めることをせず、人生最後の間際まで成長を願い、間違う怖さより気づくことを喜びとする。人生は過去から始まるのではなく、今日この一歩から始まるのだ。/珈琲の香りも、炊きたてのご飯の匂いも忘れてしまったけれど。13段、階段の数。左側の壁の小さな傷に触れれば踏