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京都に行きたい気持ちが昂まりすぎて、妄想京都旅行

朝晩だいぶ涼しくなってきて「秋だなぁ」と感じる今日この頃。夜、網戸越しに秋の虫の声を聴きながら、ふと思いました。

「秋か〜、京都行きたいなぁ…」

一度思ってしまったが最後、もう無性に京都に行きたくなり、最近では京都に関係するnoteの記事をひたすら読み漁る始末

そして、noterさんたちの素敵な文章を読むことによって、ますます京都に行きたい欲求が昂まります。



私と京都

私は大学の4年間を京都で過ごしました。

進学先を決める際に「とにかく京都に住んでみたい!」という理由で志望大学を決めたくらい、京都は私にとって憧れの街。

大学卒業後、大阪で働いていた時にも折に触れて京都に通っていましたし(服を買いに行くのですら、梅田がカオスすぎて京都に行っていたくらい)、九州に戻ってからもなんだかんだ1、2年に一回くらいのペースで京都を訪れていた気がします。

最後に京都に行ったのはいつだったっけ?
コロナ禍より前のはずだけど…

と、記憶と写真を辿っていくと、最後に行ったのは2019年の3月!もう5年半も経っていました。

2019年に訪れた平等院鳳凰堂
今は大河ドラマ効果でさらに混雑してるんだろうなぁ…


そう自覚すると、なお一層京都に行きたい気持ちが募ります。
京都に行きたい!
私には京都が不足している!(最早禁断症状)

でも、懐事情的にもスケジュール的にも、今の私には秋の京都に行く余裕は無い…

…それならもう、妄想で行くしかないのでは…?

ということで、いつか行く(であろう)妄想京都旅行計画を書き綴ることによって、"京都行きたい病“の鎮静化をはかることにします。


【妄想旅行プラン 1日目】

ここからは、行く気満々で練り上げた私の妄想京都旅行のプランを書いていきます。
秋の京都・1泊2日の一人旅です。

私の住む九州の田舎町を朝出て、京都に到着するのは大体お昼頃。従って1日目の観光は午後から。京都でランチを楽しみたい気持ちもありますが、時間確保のためには新幹線内で駅弁を食べておくのがベストでしょうね。(←妄想なのに現実的…)

せっかく京都に行くので、まずは京都でこの秋に開催されている美術展をチェック。

すると、ありました。私好みの展示が!

①龍谷ミュージアム 秋季特別展「眷属(けんぞく)」


眷属(けんぞく)とは、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のことです。仏教美術では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。

龍谷ミュージアムで昨年度開催した特集展示「眷属―ほとけにしたがう仲間たち―」が、この秋、特別展としてパワーアップし、各地から約80件の作品が集います。

仏教美術における名脇役ともいえる眷属の個性豊かな姿をご覧ください。

龍谷ミュージアムHPより


こういう「普段あまり日が当たらない存在にスポットライトを当てる」系の企画、大好物です!
眷属は持ち物やポージングも派手だったりするので見どころも多そうです。

そして龍谷ミュージアムは何と言っても京都駅から歩いて行けるのが大きい!


京都に着いたら、駅のコインロッカーに荷物を預けて、歩いて龍谷ミュージアムへ!(ただ京都駅のコインロッカーの空きを探すのにものすごい労力を費やしそう…)

私が関西を離れた後にできたミュージアムなので、実はまだ行ったことがありません。展覧会だけでなく建物自体もしっかり見て味わいたいですね。

外観(HPより)


見てみたい!
トルファンのベゼクリク石窟大回廊の復元展示



ミュージアムの1階には前田珈琲が入っているそうなので、展示を見終わった後は前田珈琲で休憩、までがワンセットになりそうです。

②西本願寺

ミュージアムの後は、お向かいにあるお西さん(西本願寺)へお参り。

初めて訪れた時、

「え…国宝のお堂なのにタダで入っていいの…?」

とドキドキしたことを覚えています。

それと、早朝から全国各地から来られた熱心な門徒の方々がタスキがけして勤労奉仕(?)をされていた姿。

2014年秋に西本願寺を訪れた時の写真
大銀杏が色づき始めだった

③梅小路公園


その後は、梅小路公園まで歩いて行ってのんびり散策&休憩するのもいいかも。

大学時代、友達と3人で深夜の京都を歩きまくり、たどり着いた梅小路公園の芝生に寝転がって、夜が明けていくのをただ見ていたことがあります。

なぜそんなことをしたのかは全く覚えていませんが、今となっては青春の1ページと言えるかもしれません。

そうそう、梅小路公園をネットで調べていたら、知らない間に「梅小路公園京都西」というJRの駅ができていてビックリしました!(2019年開業)

京都駅から丹波口駅までって「とにかく揺れる」のと「電車が加速する間もなく着く」という印象だったのですが、その間にさらに駅ができるとは…

駅もでき、新しい施設もいろいろできていて、もう私の知る梅小路公園ではないんだなぁ…

④京都水族館

そんな感傷にひたりつつ、せっかくなら"新しい京都"も味わいたい!

…ということで、1日目の最後は京都水族館。


クラゲを見たりオオサンショウウオを見たりして癒されたい…
まだ「ひとり水族館」は未経験です。一人で水族館に行っても、変じゃないです…よね…?


【妄想旅行プラン 2日目】

2日目は朝からお寺を巡りたい!そしてできれば写経もしてみたい!ということでプランを練りました。

今回の旅のメインになるお寺は…

①泉涌寺(せんにゅうじ)

皇室との関わりが深く御寺(みてら)とも尊称される。空海が庵を結んだことに由来する真言宗泉涌寺派の総本山
鎌倉初期に月輪大師俊芿が伽藍を営み、境内に泉が涌き出たことから泉涌寺と名を改め、四条天皇が葬られてから歴代天皇の御香華院(菩提所)となった。


毎回候補には上がるけど(※私の中で)、その度に最終選考から漏れて未だに訪れたことがないお寺。

だから今回は満を持してメインに据えて、泉涌寺とその界隈を味わい尽くしてしまおうと思います!

泉涌寺はJR東福寺駅から歩いて20分。
(私は京都観光においては市バスではなく、電車・地下鉄+歩き派です)

泉涌寺のHPを見ると「プライベートプレミアム特別拝観」なるものが行われているそう。

お坊さんの解説付きで2時間たっぷり泉涌寺を満喫できるプラン。「文化体験」も含まれていて阿字観(真言宗における瞑想修行)か写経を体験できるそう。写経だったら旅のもう一つの目的も一挙に果たせる!これは申し込むしかないのでは⁉︎

ところで特別拝観の拝観料は…?

10,000円(税込)!!!

うわ〜、素敵なお値段デスネ…

というわけで、妄想にも関わらずプライベートプレミアム特別拝観は断念しました!自力で満喫することにします。

妄想旅行なのにブレーキをかけてしまう自分が悲しい…でも、いつか行くかもしれないから!現実的なプランを立てておかないと。

泉涌寺は広大な境内を有しているので、ゆっくりじっくり散策できそうです。楊貴妃観音や運慶作と伝わる三世仏を拝んだり…たっぷり満喫したら、その後はせっかくなので泉涌寺の塔頭寺院を巡りたい!

②泉涌寺塔頭 雲龍院

気になるお寺はいくつかありますが、今回絶対に行きたいのは雲龍院。

こちらは古く写経道場として知られるお寺だそう。重要文化財に指定されている本堂で、写経・納経を体験できるとのこと。
お抹茶付きで1500円。なんて良心的!

私はまだお寺で写経をしたことがないので、いつかしてみたいと思い続けていました。歴史ある本堂で写経できるというのも貴重な体験になりそう。

しかもこちらのお堂、写真を見るとお部屋も素敵。


そして雲龍院以外にも近くにはそそられる塔頭寺院がいくつもあります。

・身代わり仏の「丈六さん」で有名な戒光寺

・阿弥陀如来とそれを取り囲む二十五菩薩坐像が極楽浄土感を演出する即成院
(なぜか那須与一のお墓もあるらしい)

さすがに全部は無理そうなので、雲龍院とどこかもう1ヶ所くらいでしょうか。

③東福寺

そしてできれば、最後に東福寺にも参拝して帰りたい。

京都でも屈指の紅葉の名所として知られていますが、このお寺には私がお寺巡りに目覚めるきっかけとなったエピソードがあるので、それはまた別の機会に書けたらいいなと思っています。

でもさすがに秋の紅葉シーズン真っ盛りの時に東福寺に行くほどの根性(?)は持ち合わせていないので、行くとすれば紅葉の始まる前か、終わった後が望ましいですね。



まとめ

以上が私の「この秋の妄想京都一人旅プラン」です。

書きながらいろいろ調べていたら、本当に行くつもりになりかけていました…

いつか行けるといいなぁ。

でも焦らなくても京都はいつの日もそこで待っていてくれますからね!

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