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ピアノ特別コラム「譜読みを速くするコツ!」
こんにちは🎶
今回は特別コラムです!
ピアノを弾いている皆さん知りたいはず!!の「譜読みを速くするコツ」。
みなさん譜読み、できるだけ早く終わらせたいですよね、
そこで私、考えました!
みなさんと共有したいのでゆっくり読んでいただけると嬉しいです☺️
譜読みを速くするコツは3つのポイントがあります。この3つをご紹介していきます。
1.同じ箇所を見つける
譜読みをする際、まず楽譜全体に目を通すことをおすすめします。
なぜなら、その曲の構成や曲調がわかり、曲全体を理解しやすくなるからです。
(楽譜を見ても難しいという方は、一度弾いてみたり、音源を聴いてみるのをおすすめします!)
そしてひと通り目を通したら、次に楽譜の同じフレーズや和音を探していきます。クラシックの曲には、必ずといっていいほど同じ箇所が出てきます。
その箇所を見つけると、2回目の部分は前の繰り返しとなり、曲の構成が理解しやすくなります。そしてそこはなんと練習を省くことができるのです。
譜読みの段階で譜読みする必要のないところを発見できると嬉しいですよね!
ここで、同じフレーズは楽譜を見たらなんとなくわかりますが、和音(ここでは左手の伴奏)で同じ箇所を見つけるのは少し難しいですよね。
ここで一つポイントがあります。
それは、曲の構造を理解する、ということです。
最初と同じ部分が戻ってきたら、伴奏の和音も同じになることが多いですよね。
ここまでは同じ箇所を探してきましたが、実は似たような箇所を探して、違う部分を探していく、ということも重要になります。
どこが同じでどこが違うのかが分かれば、その違う部分だけを練習すればいいのです!
このように、譜読みを速くするには、同じ部分を見つけて練習を省く、そのためにはまず楽譜全体に目を通して、その曲の構造を理解する、ということが大事だということがわかりましたね。
次に指番号を決めることについてお話しようと思います。
2.指番号を決める
楽譜を読む時、指番号を決めるのは本当に大事なことです。
いつも同じ指番号で弾けば、それを記憶しておけば音を間違えることはないのです。
そこで、指番号の決め方について詳しくお伝えしたいと思います。
まずは、楽譜に書いてある指番号を参考にします。
楽譜に書いてある指番号は、楽譜を作る方、あるいは作曲家が一生懸命考えた指番号なので、弾きやすいことがかなり多いです。なのでまずは参考に弾いてみましょう。
次に、自分の手に合った指番号を考えます。
とにかくフレーズを弾いてみて、書いてある指番号が弾きにくい場合に、自分オリジナルの指番号を考えていきます。
この時のポイントですが、黒鍵はなるべく1の指は避けたほうがいいですね。親指は短い指なので、短い黒鍵を弾くととても弾きづらいのです。
ただし例外もあるので、必ずとは言えません。
また、フレーズとフレーズの間の繋がりがうまくいくか、考えましょう。フレーズ間の音楽はとっても重要です。ただの休みだと思わず、弾きやすい指で繋いであげてくださいね。
3.調性を感じる
最後に、調性を感じるとはどういうことか説明します。
ほとんどの曲には調がありますね。楽譜の左端に調号が書いてあります。
音楽の調には様々なイメージがあり、どの調も違う雰囲気を醸し出しています。
その調性を感じることによって、その曲の決められた調の雰囲気を感じることができ、さらに言えばシャープ調なのかフラット調なのか、長調なのか短調なのか考えながら弾くと、譜読みが速くなるんです。
なぜなら、どの音に調号が付いているか考えなくてもわかるようになるからです。
一つ一つの音を追ってどの音に調号が付いているのか確かめていると、難しい曲になるほど日が暮れる作業になりますね。
なのでその曲の調を知ることはすごく大切なことなんです。
4.まとめ
今回は「譜読みを速くするコツ」というテーマでお話していきましたが、みなさんには上記のことを参考にしていただき、みなさんも譜読みをぜひ早く終わらせてしまいましょう。
そうすることによって曲を分析する時間が増え、曲の上達、仕上がりがグッとレベルアップしますよ!
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪
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