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7つに散らばった光の球を集める旅



占星術とか錬金術に興味がある方向けのちょっとディープなテーマかもしれません。





人が生まれた時、7つの光がばらばらに散る



今日本を読んでいたら、面白い記述がありました。


「錬金術では人間は生まれた時に、自分が環境にばらばらに分散しており、これを一つずつ取り戻すことが人間の完成を意味するという考え方があります。」

松村潔 『ボディアストロロジー』



人間は生まれた瞬間に7つの光としてバラバラになり、世界のどこかに散らばる。


そして人生を通して7つの光を取り戻し、
最終的に1つに統合していくのが人間の完成だというのです。



これを読んだ時、
「なんだかドラゴンボールみたい!」と思いました(ドラゴンボール読んだことないけど、7つのドラゴンボールを集めると龍が現れて願いが叶うというのは知ってる)。




人生というゲームのダンジョンで光を取り戻す



ここから先は私の想像ですが、
人生が一つのゲームだとして
以下7つのダンジョンに分かれているとします(もっと多いと思いますが)。


それぞれのダンジョンには、
生まれた時に散らばった自分の7つの光の球(ドラゴンボールのようなもの)が隠されています。


たとえば

①家庭
②学校(友達関係)
③友達関係
③恋人
④会社・仕事
⑤結婚生活
⑥趣味・才能
⑦健康・病気



こんなところでしょうか。


それぞれのダンジョンで人はたくさん失敗し、葛藤し、時には心が引き裂かれるような思いで離別することになる。


それを他者は「人生の失敗」と言いますが、実際にはその経験を通して初めて「自分の光を取り戻す」のではないでしょうか。



私の取り戻してきた光


考えてみれば、私の人生前半は失敗続きの満身創痍。


ヒステリックな母親の元で否定的に育てられ、
学校の友達には上手く馴染めず、
部活の人間関係で痛い思いをし、
拒食症から過食症になり、
情緒不安定になって恋人に振られ、
適応障害で会社も辞めた。



だけどこのダンジョンを抜けてきたからこそ、取り戻せた光があります。



自分を否定する声を消し、
合わない友達と付き合うのをやめ、
自分なりのコミュニケーション方法を身につけ、
四毒抜き&お米生活で体調が改善し、
恋人が居なくても毎日楽しく、
無理しない働き方を模索している。



もう、光の球は半分取り戻したのではないかと思います。


しかし、どの球も完全体ではなく輝きが薄れています。
磨いて本来の状態に戻す必要があるでしょう。



そしてまだ人生半分も生きていない私は、
これから未踏のダンジョンに入りまだ手に入れていない球を取り戻し、この身が果てる瞬間までそれを磨いていくことになるのでしょう。


こう考えると、人生って本当にゲームみたいでワクワクします。 


「転んでもタダでは起きない」は、
私の最近好きな言葉です。


失ったものがあれば、なぜ失ったのか。
この先自分はどうしたいのか。


逃げずに模索すれば必ず得ている光があり、
その光を頼りに必ず良い方向に行けると思うんです。


(オマケ)本日のBGM


今日は少しファンタジックなテーマだったのでこちらを聴きながら書きました。


ASMR「ポーション屋」古びた魔法屋、リラックスする環境音【作業用BGM / 勉強用BGM】

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