Five Sense---
シェアハウスの名前が決まったのは実は最近のこと。
これまでもちょくちょく「シェアハウスの名前どうする〜〜??」みたいな話はあったのだけど、あれも違うこれも違うと何度か決め直し、やっと決まったのがFive Sense
Five Senseというのは、五感のことを意味しているんだけど、要するに、このシェアハウスを都会で人間的な生活を送るための場所にしたかったから。
個人的に都会のイメージって、何か夢や野望を持って戦う人が集まってくる場所、情報も物資も満たされすぎてるくらい快適な場所だと思っているんだけど、SNSが発展して人と人の脳内を簡単にシェアできるようになって、デジタルが進んで交通が発展して食べるものも聴こえる音も進化した今、ちょっと便利になりすぎたかなと思う。また、田舎に行けばいいという話でもなくて、これからの時代は日常的に情報を自分で選択する力が必要になってくるのかなと思う。
ググればすぐに答えみたいなものが手に入って、何でも解ったような気になってしまったり、見えるものを追いかけていれば、頭の中ではなんとなくいいところまで行けるようになったというか。
逆に、見えないものをわざわざ追いかける必要がなくなって、リアルな信頼関係が築きにくくなりつつあるというか、そういう時代が来てしまったのかなって思う。
そんな今だからこそ、自分の目で、耳で、鼻で、口で、手でちゃんと感じて清濁併せ呑みながら学んで、人間が本来持っている五感を引き出し、奮い立たせたい。
今シェアハウスのみんなでやりたいことは、言語を視覚化するアートや和食。目的は、これからの時代に必要になってくるであろう自分達が実現したい社会に向けて、自分と向き合う時間や、大切にしたいもの、アイデンティティを見つけるきっかけを作るため。普段何気なく使っている日本語だけど、日本語って言葉の節々に情景が浮かんでくるような美しい言語だと思う。
だけど言葉を発信しやすくなった今、何気なく「死ね」とか言えるようになっちゃったし、無機質なものになっちゃったかもしれない。
どこか抑えてた感情を画面の向こうの人に無闇にぶつけがちなのかなって。
今でこそネット上で記事を書いているし、発信しやすくなったことの恩恵だって感じられるのだけれど、それだけで終わらせたくない。
だけどこの日本語の美しさって、今だからこそ世界に伝えたいというか、表現の一つとしてみんなに認識してもらいたい。
うちのシェアハウス「Five Sense」はこの秋新しく住人が1人増えた。手ぬぐい屋さんは東京へ行ったし、なんならアーティストもそのうちアメリカへ行っちゃうから、実質あと1人の空きが出ることになっている。そこで、このシェアハウスに住んで一緒になって活動してくれる人がいればいいなと思ってこの記事を書いている。
「こんな人に住んでほしい」みたいな人物像もだいたい決まってきた。
・「これまでたくさんの場所でたくさんのものを見てきた。さて、今から何しようかな。」って人
・「やりたいことはこれだけ明確なんだから、あとは形にするだけ」の人
・「誰かのやりたいことにすごく共感してるから、私のスキルで貢献したい」って人
・「社会に出た経験があるけど、何かしら違和感があるからどうにかしたいしスキルも生かしたい」って人
こういう人たちに住んでほしい。
特に資格経験とかは問わないけれど、社会経験、専門スキル(プログラマー/映像/サウンド/経営/アーティスト/研究者など)、なんでもやってみる探究心旺盛、めちゃくちゃお母さん気質などがあるとすごく楽しくなるかな〜とか思ったり。。。
今これを読んでくれているあなたにも遊びに来てほしいし、友達に面白い人がいたら巻き込んでほしいし、共有したいことがいっぱいすぎてこのnoteには書ききれない。
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