(R18)【産まれて初めて】#1 出会いは唐突に

深い深い森の奥。私は、日課の散歩をしていた。

ガサガサ

不意に音の鳴るほうへ目を向ける。そこには男性が1人何かをしている。不思議に思った私は近づいてみる。

私「ねぇ。君何して…」

私は驚いた。言葉が途切れてしまうくらいに。そこには、

男性「あ、ぁ、ちょっと見ないで…っっんく」

しょわぁぁぁぁじょろろろろ………

なんと男性は、自分のソレを大きくさせながら盛大に排尿をしていた。きっと、長い間我慢していたのだろう。彼が排尿をする時間がとても長く感じられた。

………ポトッ

最後の一滴が地面へ落ちる。

私は最後の一滴まで目を逸らさず見てしまった。

男性「………ご、ごめんなさいッ」

男性は顔を赤らめ、涙目になっている。しかし、男性の手の中にあるソレは確かに大きくなっている。

私「私の方こそ……その、私は来音(らいね)と言うの。あ、貴方は?あはは……」

頭がおかしくなってしまったかもしれない。今、この状況で自己紹介してる場合では無いのに。男性も困惑してるじゃないの。

男性「あ、あ、えと…お、俺は煌(こう)と言います……。」

煌と名乗る男は、さらに自身のソレを大きくさせた。興奮しているのだろうか、?

来音「ねぇ、、貴方いくつ?何処から来たの…?」

また質問を投げる。知ってどうするのか何も考えてないが、とりあえずなにか話してないとこの空間が気まずさでいっぱいいっぱいになってしまいそうだから。彼が答えるか分からないけど…

煌「あ、俺は21歳です。出身は街なんですけど、親に家を出てけと言われたのが15歳で、それからは小さな村に住んでます。特に頼る人とか居ないんですけど…笑」

来音「私は、今年で19歳。産まれも育ちもこの森なんだけど、15歳で親を亡くして、今は1人で近くにある家に住んでるわ。良かったら、1度うちへ来る?」

私は何を言ってるんだ。親を亡くした寂しさからか人肌が恋しくなったのか…自分でも分からない。でも彼は、

煌「い、いいんですか…?」

意外な返事をくれた。断られると思ったから驚いた。

来音「案内します。こっちです。」

そして私と彼の深くて甘い日々が始まろうとしている。

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