ストレス社会と、壊れる私と。


世は、ストレス社会である。

日々、私達はストレスに晒されながら生きている。

もはや、ストレスを切り離して生活することは難しい。
私達は、ストレスと上手く付き合っていく必要がある。
そのために、自分が現状どれほどストレスを溜め込んでいるのか、客観的に判断するというのはなかなか有用な手段である。

ストレスを過剰に抱えると、言動に現れるものである。
貴方は、どんな行動を取っているだろうか。

まず、イライラする。
できることなら常にご機嫌でいたいけれど、ストレスに晒されたまま笑顔で過ごすのは常人には難しい。
必要以上に相手に対して強く当たってしまったり。
これは本当に、だれも得しない。当たられたほうもたまらん。
どうにかして、この状況は阻止したい。
あるいは、強い倦怠感を感じる。
もうなんでも、どうでもよくなってしまう。やる気が削がれて、身体から力が抜けてしまう。
もう脳が身体を休ませようとしている、強制スリープモードである。

基本的に、ストレスが引き起こす感情はマイナスだ。
じゃあそこに、プラスの感情が加わったらどうだろう。
例えば、開放感。あとは、達成感とか。
テスト前の徹夜明けのテンションなんかを思い出すと、倦怠感に達成感が加わって、時には自暴自棄も合わさって、変なテンションになったりしなかっただろうか。

しょーもない一言が腹を抱えるほど面白かったりする。
大抵目は据わっている。
悪くない。楽しい。けれど、こういう時は大抵疲れている。

わたしは、自分のストレス値を判断する基準を持っている。
ここへ行けば、自分がどの程度疲労しているのか大体わかる。
もしこの文章を読んでいる貴方の、少しでも参考になれば幸いである。

その判断基準とは、「スーパーマーケットの音楽」である。

どんなスーパーでも問題ないが、あまりに上品なスーパーだと判断するのは難しいかもしれない。
できれば、独自の音楽が沢山流れている庶民的なスーパーが望ましい。

まず、最初に野菜コーナーを素通りする。
すると、魚介コーナーへ流れるように辿り着く。

ここで、今のストレス値が休息を必要とする値なのかどうか判断できる。
ここで流れる音楽が重要なのだ。



「エブリバディ エビカニクスで エビカニクスで
エビカニクスで 踊っちゃおう♪
エブリバディ エビカニクスで エビカニクスで
エビカニクスで 踊っちゃおう♪

エビはやっぱりエビフライ カニはやっぱりゆでガニね♡
もちろんナマでもいけるのよ
もう食べだしたならとまらな~い♡
1.2.3.4 エビッ♪ カニッ♪ エビッ♪ カニッ♪
エビッ♪ カニッ♪ エビッ♪ カニッ♪ フゥゥゥゥゥ♪♪♪」


……お分かり頂けただろうか。
え、知らん?エビカニクス。
知らん人ほんま、今すぐエビカニクス聴いてほしい。
もうね、陽気の塊よ。
歌詞で音まで伝えられないのがもどかしい。
歌詞に付けた大量の音符で陽気さだけでも伝わるだろうか。

この陽気な音楽を、冷静に楽しめれば大丈夫。
身体がリズムをとったり、口ずさみだしたら危険信号だ。

あと判断しやすい音楽で行くと、魚介コーナーの先。
精肉コーナーでこの音楽に出会えたら貴方はラッキーだ。




ジンジンジンジンジンギスカン♪
ジンジンジンギスカン♪ (あーぃ!!)
ギンギン元気にジンギスカン♪
ギンギンジンギスカン♪ (あーぃ!!)
ジンジンジンジンジンギスカン♪
ジンジンジンギスカン♪ (あーぃ!!)
新聞敷き敷きジンギスカン♪
敷き敷きジンギスカン♪

我々ジンギスピーポーはぁ!
どーんなとーきもぉ!
ジンキスシップに則り正々堂々ジンギスカァン!!!!!


ストップ。駄目だ。今日は疲れている。めっちゃ楽しい。
書いてるだけやのにめっさ楽しなってきた。
知らぬ間に口ずさんですらいるもん。怖。
一人でスーパーで買い物しててこれ口ずさみだしたらヤバイな。
店員さん呼ばれるわ。遠巻きに指さされる。


大人は、公共の場での立ち居振る舞いにも気を配らなければならない。
陽気な音楽に合わせて口ずさんだり、カートを押す膝でビートを刻んだり、
頭を左右に振りながら歩いたりしてはいけないのだ。
傍から見たら怖いから。
無意識に大人を捨てていたら、ちゃんと休んだほうがいい。

参考にしていただけるだろうか。
ならんよね。ごめん。
疲れてるから寝ます。おやすみ。


今日も読んでいただきありがとうございました。
最後まで諦めずに読んでくださってありがとう。
また頑張って書きますので、よろしくおねがいします。
それでは、また。



いいなと思ったら応援しよう!