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夢のゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク、、甘美な響きだ。。。

年に一度の大型連休。(今年は少し例外だったけど。。)


しかし、美容師になってからというもの、毎年この時期はお休みの人を傍目に働き続けた。


高卒でそのまま美容師になった頃、美容学校も通信制を選択したボクには美容師の友達もおらず、地元の同級生達はみんな学生だったから、ゴールデンウィークの楽しそうな話に取り残されて、悔しさと寂しさが入り混じり、、

少し大人になって、お付き合いをしたりもしたんだけど一般職の彼女は、ゴールデンウィークに友達は彼と出かけているのに自分の彼(←ボク)は仕事。しょうがないんだけど八つ当たりされて、解ってもらえない哀しさを通過しww

美容師の彼女(←現在の妻)と結婚し、共にサロンを出店しゴールデンウィークも何も感じずに働けるようになったのもつかの間、子どもを授かり幼稚園や学校が始まると、「パパはお仕事だから、、」と家族は帰省。。。ゴールデンウィークはいつも家に独りだ。。


しかし!今年のゴールデンウィークは、美容師になって初めて仕事が休み!状況的に外出はできなかったけれど初めて独りじゃないゴールデンウィーク!

一抹の不安を抱えながら。。

そして明日7日(木)からいよいよサロン再開。


緊急事態宣言の延長


みんな薄々と気づいていたし、メディアでも5月に入った辺りから報道をしていた「緊急事態宣言」の延長。

やっぱりね。。といったところか。

今回の件は、本当に日本人の良い面と悪い面がとてもよく出ているように思う。優柔不断はホスピタリティー。もし我らの仕事でお客さんのオーダーが「似合わないな。」と思っても、「それダメ!マジで似合わない!!絶対やめましょうっ!!!」なんていったら、SNSやら口コミサイトで散々叩かれちゃう。今はインターネットの世界、世の中「口コミ」「風評」が怖くてこちらから意思決定をいうことを避けてしまいがち。

はたや政治家が評判を気にした発言や行動をしてしまうと、「リーダーシップが足りない」と言われてしまう。政治家は究極の人気商売だからわからなくもないが大切な事は、「何のために、誰のためにやっているか?」だと、


決断と本音

結論から言うと、予定通り5/7(木)から再開します。

本音を言うと結構悩んだんですよ。また休業前みたいな閉塞感が訪れたらどうしようかって。

今回の発表で大きく変わった点は、

アフターコロナからウィズコロナになったところ。コロナ前の生活、コロナ前の状況には戻りませんよ!ってこと。

ならばそこに向けて戦闘開始!

「ウィズコロナ」の向けての進化が必要になる。やっと戦うべき相手が見えて来た。


ヘアサロンは何が変わるのか?


これは少し経営的な話になってしまうんだけど、現在お客様に是非お越し下さい!スタッフ一同心待ちにしています!!っていう事が悪い風潮もあったりするじゃないですか。

でもね、誤解を恐れずにいうとずっとお客様にたくさんいらして頂きたくで喜んで頂きたくてサロンをやっているし美容師もやっているんだよね。それはうちのスタイリストたちも、きっと多くの美容師さんも一緒。(もちろん違う方もいらっしゃって当然。)

だから、これからもそうありたいしそうじゃなければお客様商売は一切成り立たなくなる。

ただ、それでは今までと同じ。。何も変わりなし。。

たくさんのお客様がご来店頂いた時に(本当に感謝しかありません!)ヘアサロンで起こる事は、スタイリストがお客様を掛け持つという、同時刻に複数のお客様がご来店頂く状況。

お客様にもその日のご予定がありますよね。

例えば、お昼までに終わりたい方は午前中、夕方に待ち合わせがあればお昼頃、夜にご予定があれば夕方前くらい、お仕事帰りなら夜、、etc,,

だいたいこんな感じでお客様のご希望も集まり、その時間は混み合うことになります。


お客様に協力していただけるか?


今回「ウィズコロナ」になった事で混み合う事がNGになったわけですよね?

』を避けなければならない。

そうなった時に我々が挑戦しなければならない事は、ご来店をお客様のご都合ではなくサロン状況に合わせて頂く!という事なのかもしれない。それがお客様とスタッフの感染リスク=健康を守る為なのだから。

コロナが無くならない中で、でも自粛し続ける事は心身ともに困難な中、お客様と美容師が新しいヘアサロンの楽しみ方を作っていく!と言う事なんだろうな〜

お客様とスタッフとその縁者の為!言葉は一緒でもやる事が変わって行きそうだ、、


年齢を重ねてからますます精進が必要ですね♪ お客様とスタッフと一緒に成長させて頂けるように!見限られないように!!

本当の戦いはいよいよこれからだ!!


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もしこの記事をご覧いただいた方で少し余裕のある方がいらしたらサポートしてくださると嬉しいです(不躾なお願いですみません。。。)

本文は、お恥ずかしい内容でも本音で書くと決めて書いています。サロンを離れて少しでも生計を立てられたならスタッフに偉そうにできますしww、ボクよりもはるかに若くそしてはるかに可能性のあるスタッフや美容師さんへのヒントになるかもしれません。

末筆になりますが、皆様のご健康とこの災禍が一刻も早く収束・終息しますよう願っております。いつか元気に皆さまとお会いしたいです!!




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安斉 剛 Anzy(アンジー)「小さなヘアサロンオーナーの大きな挑戦」
貴重なお時間を割いて、ご一読下さりありがとうございました!よろしければ応援頂けますと嬉しいです(T^T)