白髪とエイジングを科学する 1
いらっしゃいませ♪
ぱれーたオンラインびよういん ANZY です。
本日は『しらが(白髪)』を考察させて頂きます!
最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです♪
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イヤですよね〜、、「しらが(白髪)」
先日、ウチのヘアサロンPALETA(パレータ)でメンバーがこういう企画をしてくれたんです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
そしてその模様をインスタライブしてくれたのですが、そこで最もお悩みの多かった「しらが」。
ボクもお年頃なので、友人から「なぜ しらが は増えるのか??」と頻繁に問われます。
とても気になりますよね、、、
なので今回は、そこにフォーカスした記事を書いてみます。
「しらが」のメカニズム
そもそもなぜ「しらが」になるのか??
今わかっている事は、メラニン色素を作る [チロシナーゼ] という酵素の中にある [メチオニン]というアミノ酸が過酸化水素によって酸化される事で酵素としての働きを失う(メラニン色素を作る働きを失う)から
と言われています。最初から難しいですね。。。(汗)
太字にしていますが、「酵素」「過酸化水素」「酸化」は [しらが] を語る上でとても重要。
ところで昔から言われていますが、「ワカメ」や「昆布」を食べると髪が黒くなるって聞いたことがありませんか??
これはなぜか??
実は、海藻や卵・チーズ・レバーなどには、前述の [メチオニン] が多く含まれているんですって!
昔の方はすごいですね!気になる方は摂取してみて下さい。(効果のほどはわかりませんが。。)
さて、話を戻しますが、
そうであるならば、白髪にならないためには[チロシナーゼ] の中にある [メチオニン]が酸化されなければいいという事になりますよね?
となると、問題になっているのは酸化を促進してしまう [過酸化水素] という事になるんです。
過酸化水素(H2O2=エイチツーオーツー)
みなさんは[過酸化水素] って耳にしたことありますか?
そうです。「オキシドール」です。消毒や髪の脱色というイメージでは無いでしょうか?
この[過酸化水素] はヘアカラーをする際に必ず使用します。ホームカラーのご経験がある方はご存知の方も多いかと思いますが、カラーの2剤というヤツです。あの白い液体。(ヘナやヘアマニキュアには使用しません。)
前章で説明があった白髪の要因は、
「メラニン色素を作る [チロシナーゼ] という酵素の中にある [メチオニン]というアミノ酸が過酸化水素によって酸化される事」
だったのですから、このように想像する方もいらっしゃるかもしれません。
「若い時からカラーをして来てるから、、」
とか
「カラーをするからしらがになるのか。。」
って、
しかしこの考えは、半分アタリで半分ハズレ。
というのは、驚くべきことに髪の毛を作る「毛包」という組織内で、過酸化水素は常に作られているそうなんです。。自分の体内から しらが の原因が発生してるなんてショック、、、、
では、「なぜ、若い時はしらがにならないの??」でしょうか?
それは、若い時は[過酸化水素]の発生量が少ないこと、そして[過酸化水素]を分解するカタラーゼ酵素、チロシナーゼの中で参加されたメチオニンから酸素を奪うことでチロシナーゼの働きを回復させる力を持った[MSRA]・[MSRB]という酵素が毛包の中で働いているため問題にならないようです。
カタラーゼ酵素は元々体内にある酵素で、[過酸化水素]を[水と酸素]に分解してくれる酵素です。こんな感じで化学分解してくれます。(2 H2O2 → 2 H2O +O2)。
しかし、残念ながら年を重ねてくると毛包内で作られる[過酸化水素]の量が増える(若い時の1000倍くらい←増えすぎっっっww!!) 事によって、カタラーゼ酵素・[MSRA]・[MSRB]も酸化されてしまって不活性化してしまう=チロシナーゼもメチオニンが酸化され[しらが]になる、ということのようです。(もちろん個人差など様々要因はあると思います。)
歳はとりたく無いですよねぇ、、、、
この「酸化」が更にエイジングを進めていくのは次回お伝えします。
オンライン美容室の記事を最後までご覧頂きましてありがとうございました!
今回は少し難しい話でしたが次回も是非よろしくお願い致します!
またお会い出来ます事、心待ちにしております!
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なぜこうなったのか、経緯はこちら
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