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Web3で解決できるか? 妊娠・育児中にも、日々少しずつ蓄積されるストレス: ネット広告

ただでさえ不安やストレスが多い妊娠・子育ての時期。
それに追い討ちをかけるように、別のストレスが日々蓄積されているのをご存知でしょうか…?


妊娠・出産・育児は、わからないことだらけ
みんなインターネットで調べてる


どんなことにおいても、はじめてやる時は、わからないことだらけですよね。仕事でも、スポーツでも…。
最初から上手く出来る人なんていないし、誰もが最初は「初心者」ですから、出来なくて当たり前。

でも、仕事やスポーツは、教えてくれる先輩や、コーチがそばにいてくれるので、OJTだったり、カリキュラムをもとにした練習だったり、分からないことがあっても、一緒に解決しながら、少しずつ確実に成長させてもらえます。

それに対して、妊娠・出産・育児はどうでしょうか?
いつも教えてくたりアドバイスしてくれる人が、今の時代は、そばにいないのが普通です。

「今の時代は」と書いたのは、昭和になって、核家族で生活するようになる以前は、自分の親や近所の人たちから教えてもらう機会はいくらでもあったという意味です。

だから、自分で調べたり考えたりしなければなりません。
不安なことやわからないことがあったら、どうやって調べるか?

今の時代は、まず、インターネットです。

わからないことやキーワードを入力して「検索」。
検索結果として表示されるのは、大量の情報のリストです。

そして、そのリストの中からタップして、リンク先の情報ページが表示されます。

自分が欲しい情報を読もうとするときに、そこで目にするのが、欲しい情報とは関係ない「広告」の数々。

実は、これがストレスを増やす大きな原因になっているのです。

(インターネットで調べると、無数の玉石混合の情報が出てきて、どれを信じればいいのかわからず、探し回ってしまうのも、またストレスを引き起こしてしまうものですが、これについては別の機会に…)


「ネット広告」が日々のストレスを増やしている元凶の一つ


情報を掲載しているメディア(サイト)によって、広告の大きさや位置、ページに占める割合など差はありますが、私は、特に、別のサイトに行っても、同じ広告が追いかけてきて、1つのページに同じ広告が何箇所も表示されていたり、それがチラチラ動いていたり…といったものに、とてもストレスを感じます。本当に無くなってほしいです、、、

妊娠・育児中のママたちはどうなのか?を調べるために、昨年10月にベビカムでアンケート調査を実施しました。
(詳細はこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000007518.html

まず、「広告があることでストレスを感じるか?」の問いに対する結果が以下のグラフです。そこで分かったのは、広告でストレスを感じるママたちが97.1%、ほぼ全員が何らかのストレスを感じていたのです。4人に1人は常に感じ続けている状況でした。

設問)インターネットを利用していて、広告があることでストレスを感じることがありますか?
(インターネット広告に関するアンケート ベビカム調べ  2021年10月)

さらに、どんな表示のされ方が特にストレスを感じるのかを調べたところ、以下のAのように、記事の中に広告が紛れ込んで表示されるものが一番ストレスを感じているようです。

これは、せっかく欲しい情報を読んでいるのに、その途中に、記事とは関係ない広告が突然出てくる、よく見かけるものですよね。
A,B,C とも、一般的にはネイティブ広告と呼ばれ、小さく「PR」と記載されていたりします。間違ってクリックしてしまったりすることもあり、私も本当にストレスを感じますが、みなさんはどうでしょう?

以上の調査結果からも、ネットを使うママたちには、広告によるストレスが毎日蓄積しているのです…


広告は大切なコミュニケーション
でも、ユーザ軽視の方法が問題


ネット広告の配信システムは、広告を出す側(広告主)のニーズを満たすだけのための仕組みとして考えられたものであって、その意味では効率がいい仕組みかもしれませんが、ユーザがどう感じるかなどの考慮の優先度が低くなっています。その皺寄せが、ユーザにストレスとなってのしかかってきているのです。

広告業界、そして広告を掲載するメディア(サイト)に対して、ユーザが大きなストレスを感じていることを知ってもらい、改善してもらうことを願って、アンケート結果のプレスリリースを出しました。
その中で、広告のあり方の改善のために調査結果の詳細データが欲しい会社には全データを提供しますと発信したところ、数社は欲しいと連絡がありましたが、それ以外の広告業界のほとんどの企業はやはり広告主側のことしか考えていないのかもしれません。今はそれでいいかもしれませんが、結局はユーザやファンは離れていくことになるはずです。

広告というもの自体は、商品やサービスを知ってもらうためのコミュニケーションとして大切なものですので、否定するつもりはありませんが、問題は、その発信の方法です。
ユーザも気持ちがいい、広告主もファンを増やせる…といった、誰にも悪影響を及ぼさない広告を目指して欲しいと願っています。

現在のように、ユーザのことを考えた改善もなく、広告によるストレスをユーザに与え続けていることは、大きな罪だと単純に思います。広告業界はもちろん、その広告を自社メディアのページにベタベタ表示して、ユーザにストレスを与えて広告費を稼ぐメディアも同罪です。

毎日の生活の中で、ネットはなくてはならない存在になっていますので、なおさらこの状況は何とかしなければなりません。
ただでさえ、不安やストレスを感じることが多い妊娠・子育て。それ以外でのストレスは、極力減らすべきだと思っています。


救世主となるか?Web3時代のブラウザ


この問題の解決策の一つになるのが、Web3時代のブラウザとして利用者が増えてきている Brave かもしれません。
私も少し前から使い始めています。

Braveの詳細は、別の機会に解説できればと思いますが、簡単に特徴を紹介します。

現在、世の中には、ブラウザで広告を表示させないようにするツール(広告ブロッカーなどと呼ばれます)は、Chromeのプラグインをはじめ、いろいろなものがあります。
Braveも、広告をブロックすることが機能の一つですが、他のツールなどと大きく異なるのは、広告を完全にブロックせず、広告の表示設定を自分で行った上で、普通にブラウズするだけで、ユーザが収入を得ることもできるという特徴です。(現在のところ、収入は小さいですが… )

「ん??」「ブラウズするだけで収入を得られるとは?」

と思うかもしれません。

でも、Web3では、今まで考えてもみなかったことが、次々と出現してきはじめているのです。そんな新しいサービスがどんどん生まれてくるWeb3の時代・・・期待は高いです。
Braveの他にも、Decentrなど、Web3時代のブラウザは、これからも増えていくことでしょう。

今回の広告によるストレスの問題も、「Web3育児」で扱うテーマとして、考えたいと思っています。




★ 「Web3育児」は、育児の問題をWeb3で解決するプロジェクトです。
多くの方々と一緒に取り組んでいきたいと思っていますので、
 「応援するよー」「協力したいよー
と思っていただける方は、ぜひ「スキ」や「フォロー」をどうぞよろしくお願いします!




ママたちがつながる毎日のお茶会「ベビカム Mama Tea Break」

ベビカム
https://www.babycome.ne.jp

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