暗号資産の下落どころじゃない、出生数の減少と子育ての問題
厚労省が、2021年度の出生数(速報値)を発表しました
日本の出生数は、年々、最少を更新し、21年度は84.2万人になったとのこと。100万人を切ってしまうのでは?と世の中が騒いでいたのは、もう、はるか昔のことになってしまいました。
ただ、自分の周りでは、そんなに子どもが少なくなった印象がないのです。公園では子どもたちがたくさん遊んでいるし、道でも妊婦さんもよく見かけるし…。
でもこれは、日本の中でも確実に地域差があることを示しているのだと思います。子どもが多い地域の陰で、学校も廃校になり、お年寄りしか見かけない、まさに、消滅に向かう自治体が増えていることを考えると、ゾッとしてしまいます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF247NB0U2A520C2000000/
そしてこのグラフを見ると、婚姻数の落ち込みは、将来を考えると、ほんと暗い気持ちにさせられます。
この下降する折れ線グラフを見て、最近のビットコインなどの暗号資産の急激な下落のグラフを連想しましたが、変動幅の激しい暗号通貨に比べて、当然のことながら、出生数や婚姻数は、そう簡単に変動することはありません。比較にならない大きな問題です。
これはこれで、日本として、危機的な問題ですが、それ以前に、子育て環境の問題を解決できなければ、この落ち込みはさらに加速がついてしまうことになるはずです。
だから、子育ての問題を早く少しでも解決する必要があるのです。
子育ての問題とは? どんなものがあるのか
例えば、出産後1年未満に死亡した女性の死亡原因で、1位は何だと思いますか?
3位は心疾患、2位はがん、
そして1位は自殺です。
これは2018年の国立成育医療研究センターの調査結果ですが、調査した2年間で自殺者が92人とのことです。この自殺の数字は、表に現れた氷山の一角であり、自殺までいかなくても、その予備軍と考えられる人はどれほどいることでしょう…。
自殺には、産後うつなどが影響していると言われています。産後うつは7〜10人に1人がかかるとも言われ、決して少なくありません。
産後うつにならないように、また、深刻化しないようにするための対策やサポートは、医療機関でも進められていますし、ベビカムでも以前から取り組んでいるテーマです。
また、あまり知られていませんが、女性だけでなく、男性も産後うつになります。最近は男性が育児や家事に協力することも多くなり、その分、責任やストレスを感じたり、仕事とのバランスが取れなくなったりと、不安が増加してうつ状態になることもあるようです。
問題は、それぞれの家庭の日々の生活の中にいくらでもある
産後うつは一つの大きな問題ですが、日々の育児生活の中でも、さまざまな問題があります。
たとえば、育児に関する基礎知識を学んでいないから、ちょっとしたことでも不安とストレスが増える、ネットの情報は玉石混交で何を信じたらいいのかわからない、パートナーとの関係がうまくいかない、相談する相手がいなくて孤独になる、睡眠が思ったように取れない、一人の時間が取れない、育児・家事をしても誰にも評価されない、姑との関係がストレス、仕事との両立が大変、、、等々、挙げたらきりがありません。そして、コロナ禍で、さらに不安や孤独を感じる人が増えています。
家庭ごとに、異なる育児環境ですから、子育ての悩みもそれぞれ違います。
今回は、どんな育児の問題があるのかを少し紹介しましたが、各家庭での個々に異なる問題に対しても、Web3で効果的に解決できることはあるはずだと思っています。
そのようなことも期待しながら「Web3育児=育児の問題をWeb3で解決する」に取り組みたいと思います。
★ 「Web3育児」は、育児の問題をWeb3で解決するプロジェクトです。
多くの方々と一緒に取り組んでいきたいと思っていますので、
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