見出し画像

育児中ストレス第1位は、「子育てが思い通りにいかない」こと。 それを解決する方法とは?

ベビカムでは、子育ての現場で何が起こっているのか?どんな不安や悩みが発生しているのか?…といった、困っていることや、変化してきていることなどをできるだけ早く認識するために、毎月さまざまなテーマでアンケートリサーチを数本から十数本実施しているのですが、今回の話は、4月にプレスリリースで報告した調査結果についてです。

「子育て中の悩みの実態調査」として、ベビカム社とカウンテル社との共同リサーチを今年1月〜2月に行いました。


育児中、一番のストレス増加要因は「子育てが思い通りにいかない」こと


ストレスの増加要因としてのランキングは以下の通り。

1位 子育てが思い通りにいかない

2位 忙しい

3位 わからないことが多くて不安

4位 孤独である

5位 お金の問題


「子育てが思い通りにいかない」が1位だったという結果、どう思われますか?

この「思い通り」という「思い」とは、どのようなものなのか?
また、「思い通り」にさせようとすることが、そもそも可能なのか?


「思い通り」を目指すべきなのか?


大人の人間関係でも、相手を思い通りにすることなどできません。
自分がコントロールできるのは、未来の自分のことだけです。

まして、言葉も通じない赤ちゃんは、思い通りにならないのが当然だと思います。

また、「思い通り」の「思い」の内容によっても、感じ方は違ってくるでしょう。その「思い」の内容が、高すぎる期待であればあるほど、思い通りにいかないことが増え、それがストレスとなってしまうのではと思います。

特に経験したこともない、初めての子育てで、どうすればいいものなのか、その加減もわからないでしょうし、ネットや雑誌を見ると、「子どものためには・・・してはダメ」とか、「・・・するのがいい」とか、玉石混合の情報があり、親からは、「私の時は・・・・が普通にできていたよ」といったプレッシャーもあったりして、子育てにおいての「思い」=「期待」を高く設定し過ぎてしまっているのでは?と感じました。

大切な自分の子どもだから、しっかり育ててあげなければ、、、と思う気持ちはよくわかります。

私もずいぶん前のことになってしまいますが、一人目の子どもを授かった時には、ちょっとした体調の変化でも、命の危険があるのでは?とドキドキしていましたし、将来に向けての期待もかなり高く、しっかり子育てしていこうと考えていました。ただ、その分、思い通りにできなかったことに対して、いつも後悔や反省をしていたことを覚えています。

父親としての感覚ですが、一人目の子どもの子育てを少し経験した後、まさに、思い通りにいかないのが普通だということがわかり、二人目の子どもの時には、高い期待をしなくり、だいぶ力が抜けて楽になったと思います。


でも、はじめての子育ては、加減がわからない


子育て経験者から、「そんなこと放っておけばいいのよ・・・」「いい加減でいいのよ」言われても、経験のない子育て初心者には、なかなかその加減や度合いがわからないのだと思います。

それを解決するのはどうすればいいのか?

子育ての疑似体験が一通りできれば分かるかもしれませんが、そんな体験はなかなか難しいでしょう。時間もかかりますし…。
でも、もしかしたら将来、VR?メタバース?などの技術で、子育ての疑似体験が1/100?の時間でできるようなことも可能になるかもしれません。Web3では、これまでできないと思っていたことが、可能になってしまう時代になるわけですから。

それはともかく、まず今の時代の解決策としては、例えば、先輩ママたちの経験談を事前にたくさん聞いて、子育てで起こることをたくさん知っておくのも役立つと思います。知っているだけで全然違うはずです。

その上で、「思い通り」という期待値を上げ過ぎないように設定できればいいのではと思います。

子どもの成長のスピードは早く、待ったなしです。

何か思い通りにできない問題が出てきて、それを解決しようと時間をかけていろいろ悩んでいると、その間にまた次の問題が出てきて、問題が解決しないままどんどん時間だけが過ぎてしまって、さらに焦って悩んでしまうといったことにもなりかねません。


妊娠の期間を有効に活用してほしい


ということで、私のお勧めとしては、なるべく子どもが生まれる前の妊娠中に、産後の育児のことをできるだけ学んで、先輩ママからも話を聞いておいてもらえれば、少しは余裕を持って子育てを楽しめて、ストレスも少なくなるのではと思います。

子どもが生まれてからでは時間がなくて、学ぶことも、先輩ママから話を聞くことも、なかなかできませんので。




★ 「Web3育児」は、育児の問題をWeb3で解決するプロジェクトです。
多くの方々と一緒に取り組んでいきたいと思っていますので、
 「応援するよー」「協力したいよー
と思っていただける方は、ぜひ「スキ」や「フォロー」をどうぞよろしくお願いします!




ママたちがつながる毎日のお茶会「ベビカム Mama Tea Break」

ベビカム
https://www.babycome.ne.jp


いいなと思ったら応援しよう!