【ゼミ活動報告】博報堂キャリジョ研によるボードゲーム型研修の受講
2021年7月に地球市民学科の安斎徹ゼミで、博報堂キャリジョ研によるボードゲーム型研修「キャリジョの人生はいつだって戦略と偶然」を大学として初めて受講しました。
博報堂キャリジョ研は「働く女性が生きやすい“ニュートラルな社会”をつくる」ことをビジョンとして活動していますが、働くことにとどまらない広い意味でのキャリア教育が必要であると考え、多様化する女性のキャリアを疑似体験するボードゲーム型研修「キャリジョの人生はいつだって戦略と偶然」を開発しました。
研修は、最初に自らの仕事や働き方を選び、その後、仕事と趣味やパートナーといった要素間でのバランスを選択しながら、様々な出来事を乗り越え、戦略を立て直しながら、10年分のキャリアのシミュレーションができる設計になっています。ゲーム形式となっていますが勝ち負けではなく、出来事に対する自分の素直な気持ちをプレイヤー同士でシェアすることが最大の目的であり、醍醐味です。自分とは異なる価値観への気づきをもたらし、日常生活における周囲との相互理解を深める訓練にもなりました。
受講した学生からは、「働く女性としての10年分のキャリアを疑似体験したことで、そのとき感じた自分の素直な気持ちを知ることができた」「キャリアに対して不安を抱きながら日々を過ごしていたので、自身を見つめる良い機会になった」「自分の新たな価値観や軸として考えていることを見つけることができた。10年というあっという間の歳月を少しでも有意義に過ごせればいいなと思う」「今後の人生で何を大事なものとして捉えているのかを、楽しみながら自覚することができた」「自分の理想と現実を照らし合わせて見ることができ、今後の就活においても社会に出た後にも生かせることがあると実感できた」という感想が寄せられました。