【ツクールMZ】ゴリ押しの「入力待ち」【メモ】
こんにちは、時代の流れになんとか追いつこうとしている日辻です。
完全に自分用のメモですが、RPGツクールMZで作っているゲームの話。
夕方も更新しましたが、忘れないうちに書いてしまおうと思います。
シナリオ・プログラム担当の日辻杏子と
作画担当の八木夕日のふたりで「三番目の羊」というサークルで
「ふたご座トリロジー」というゲームを作っています。
前作フリーホラーADV「迷い子たちのララバイ」をリリースしたときに
さまざまなところでご意見をお見かけしました。
「迷ララってノベルゲームみたいに長くて……」
↑そう評価をいただくほど、イベント会話にボリュームがあるそうです。
どうやら徹夜してしまう方がたくさんいらっしゃったそう。
ふたご座トリロジーのほうは、なるべく「文章の引き算」を意識して制作しているのですが、作画担当の八木さんにも「イベント会話が長すぎるからどこかで一呼吸を置く工夫を考えて」と指摘がありました。
ですがキャラクター会話を充実させるのが日辻の人生の楽しみです。
苦肉の策で、こんなコモンイベントを組んでみました。
このコモンを実装したことにより「ポーズサインを非表示にした透明ウィンドウをイベントの間に挟み、なにかしらタップやキーボード入力(矢印キー)をしたら進行する」というイベントになりました。
お借りしているプラグインはこちら(多少改変させていただいてます)
▼ポーズサインの末尾表示(トリアコンタン様作) - PauseSignToTextEnd.js
ポーズサイン非表示スイッチと、矢印キーで文字送りスイッチは
ONになっている間だけその効果を発揮してくれました。
(※矢印キーで文字送りプラグインは自前で用意しました)
これで長いイベント会話も一度「なにかしらの操作をする」を経由するので、作画担当の八木さんもニッコリ。
ちょっとあまりにもゴリ押しすぎて、物理がすぎないか?
本当にこれでいいのか? ほかに方法はなかったのか…?
いまのところ、重大なバグにはなっていないので
しばらくはこのままお茶を濁し続けようと思います。
おまけ:過去の自分からの指示
制作も三年目になると「なんでここのイベントは、こんな表現になっているんだ?」と過去の自分を問い詰めたくなる場面に遭遇しますよね。
迷い子たちのララバイを制作していたころは、過去の自分との意思疎通が図れなくて苦労をした思い出です。
そんな悲劇を二度と起こしてはいけません。
ふたご座トリロジーでは、
あちこちに過去の自分がメモを残してくれています。
本当に助かる……。
いつだって信じられるのは、自分自身なのですね。