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おニューな玉網と福袋と

クリスマスと年末の忙しないリズムを感じる今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしだろうか?
病気や怪我に悩まされている方もいらっしゃるかも。
師走の忙しさに心身ともに疲れてる方も多いかもしれない。
そんな方はご自愛下さい。健康一番!


この前の土曜日。
よく晴れた乾いた風で冬らしさを感じた昼下がり、
ヘラブナ釣り用の玉枠に網を仕付ける糸を購入すべく、近所の上州屋へ向かった。

こんな釣り日和な釣具屋さんだから、お店はガラガラ。というか、お客さん僕しかいない。
店員さんのお声かけに会釈で応じた僕の目に、飛び込んできた赤い袋たち。

ひと足先に福袋がレジ前に並んでいるではないか!

店員さんに許可をもらって中身を見させてもらえることに。
ブラックバス、アジング、ヘラブナ用品を一通り入念にチェックして、2つ気になるものがあった。


どちらもヘラブナ用品だったけど、一つ目はクルージャンストライドⅣのウィンターバージョン(2021年製底釣り#1〜#5)。
僕は現に3本同じものを持っているのだけれど、トップのメモリが細かくて繊細な当たりを出してくれるので気に入っているのだ。
グラスムクの少し短めのトップに、孔雀羽材の上に漆を塗装した一品。
価格はセットで12,780円(多分)。

もう一つは山甚という銘の玉の柄とダイシン製3mm機械編みの玉網と、プライムエリアのエサボウルセット。
こちらはお値段ポッキリ10,000円。


僕は目的だった玉網の仕付糸を取り敢えず探しにフラフラ。
すでにこの時頭の中は福袋の事で一杯だった。
少し寄り道するが、なぜ僕が玉網の仕付糸を買いに行ったかの経緯を説明しよう。

そう!玉網を無くしたからである。
玉の柄は父から譲り受けた竹製の物があるのだが、玉網は自分で買って使っていた。
高い物ではなく、5000円程度だった記憶だ。
それがここ半年くらい探せど出てこない。

他にも安物ではあるが玉網は持っているから、以前に使っていた物で代用していたのだが、枠が八寸しかなく、管理釣り場などでは使いにくい。
さらに玉の柄の口先が割れており、修理はしたもののやはり抜けやすいから新調しようと考えていたのだ。

X(旧Twitter)のお知り合いに、ウキを作っている方がいるのだけれど、その方が玉枠にトラウトフィッシングで使うラバーネットを仕付けて使っているのを見て真似ようと思っていた。
玉枠は1本安物を買って納戸に入っていたので、それに合わせて仕付糸を買いに出かけたという訳。


さて、本線に戻って、とりあえず仕付糸を手に取った僕は店内ブラブラを一通り終えてまたレジ前の赤い袋たちの前に。

確実にウキも玉網も欲しいのだけれど、年末年始でお金がかかるもんでどちらかにしようとさらに悩む。

店員さんと話して玉網を継いでみることに。
これまたピッタリとコミ調整された藤巻の枠と、趣深い玉の柄が気に入ってしまった。
その気になった僕は仕付糸を買いに来たことはすっかり忘れて気づけば赤い袋を大切に抱えてお店を出ていた。


購入した玉網セット
握りは黒檀、繋ぎは藤巻

何ともデザインとしてバランスの取れたセットだろうか。
玉網の色も赤茶で気に入った。
本当は2mm編みが良かったのだけれど、これはお買い得だったから文句は言えまい。

調べてみると玉の柄だけで17,000円程度。玉網は11,000円程度。
締めて28,000円くらいが10,000円…。ぐふふ。


軽やかな足取りで帰宅。
すかさず山ノ神には「また竿が買って来たの!!」
と言われてしまったが、これは玉の柄だよと説明するも、虚しく。

今年はもう予定的に行けないので、釣り始めで鱗付けといこうじゃないか!

仕付糸を買いに行ったら玉網そのものを買って来てしまった話はこれにておしまい。
読んでくれてありがとうございました。

皆さんにも幸あらんことを!
今回はこの辺で。
それではまた。

継いだ姿

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