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手帳とピュアモルトと色の活用術

昨日投稿した2025年ほぼ日手帳weeks用に誂えた多機能ボールペンが到着して開封の儀を終えたので記録に残そうと思う。

毎年何かと理由をつけて購入している数千円するボールペンたち。
僕は今回ボールペン選びにとても悩んだ。

LAMY2000の四色ボールペンと、シャーボXのTF12と今回購入したピュアモルト3&1は最後まで確定するのが難儀だった。

LAMYはサファリシーリーズを何本か所持していて、僕にとって手帳のボールペンと言ったらこれだよね的な存在。
LAMY2000は前からずっと気になっているんだけど、以前日本橋の丸善で試し書きをさせて貰った時に、ノック時のシャリっとした音が気になるのと書いている時の少しブレる感覚、どことなく剛性に欠ける感覚が引っかかった。

シャーボXも持っているけど、TF12は一応限定という括りで(一向にネットから在庫が無くなる気配がないし、メルカリで転売価格になっているけど)登場した時からいいなぁと感じていた。
追い討ちをかけるような理由として、11月29日の金曜日がブラックフライデーであり、Amazonの特売が始まって20%OFFになっているもんだから、ついつい購買欲に火がついてしまった。
TF12という名前の通り、12,000円が定価だぜ!
というメッセージを度外視しているのは限定品としていかがなものかと思うけどね。

そして今回購入したピュアモルト3&1はお初になる。
元々数年前にピュアモルトの3機能ペン(黒/赤/シャーペン)を使っていた過去があり、ジェットストリームの4C替え芯と互換がある為、重宝していた。
互換のジェットストリーム芯は同じ三菱鉛筆から出ている替え芯だし安心して交換できるが、オリジナルタイプでもしっかりとカスレもなく書ける純正替え芯も大好き。

あと繰り出し式ではなく振り子式なのも楽しいポイント。使い慣れると瞬時に欲しい色が出せるんだなこれが。
そしてボールペンに関して浮気性の僕が珍しく数年使った実績のあるペンでもある。

前置きが長くなったがここで商品紹介とさせてもらおう。
鏡面磨きなので反射が凄く、一部白塗りしているけど気にしないで欲しい。

外箱は高級感がある
ピッカピカだね

外箱には余り拘りは無いけれど、ここまで高級感のある箱に入っているボールペンを購入したのは久しぶり。
内張りはコルクが使われており、本当に高級路線のペンなんだなと改めて感じた。

この記事に興味を持たれた方はご存知の方が多いかも知れないが、ピュアモルトはウイスキー樽に使われていたオーク材を削り出して作成されている。
この燻んだ深い色合いと、使うほどに艶めくウッドグリップはお気に入りだ。

木材ボールペンの工房から購入することも検討したけど、僕の経験上1万円を超えるボールペンは大切に扱い過ぎてしまって出番が少なくなる傾向がある。
なので今回選んだこの子は定価5,500円、Amazonブラックフライデー割で3,690円と安くなっているタイミングで出迎える事とした。


せっかくなので、何故僕が単色ではなく多機能ボールペンを選ぶかも残しておこうと思う。

黒は一般的な予定。特にプライベートの予定や既に経過した事について記録として使う色。

青はビジネス関連。仕事における記録や会議予定、タスクやその日の感覚・所感を記しておく為に使う色。

赤はオンオフ関係なく重要で忘れてはいけない予定や重要な出来事をまとめる。

シャーペンはパターンが二つあって、一つは確定していない流動的な予定を書き込む場合に用いる黒色。
もう一つの方は僕の必殺技。

黒い芯ではなくオレンジや紫、緑といったカラーシャー芯を入れて、振り返りの際にハイライトを入れる為の色。
四色ペンを使う場合は緑が基本的には振り返りの色となるが、後から違った色の消せる線を書き込んだ方が記憶として残るし気軽さや記録が鮮やかになる感じがあるので最近はカラー芯を使う事が多いかな。

(余談だけど、)このカラーシャー芯を入れて使う方法は使い方にはもっと幅があると思うから本当におすすめ出来る。
この発想に至ったペンは『マルチ8』というペンてるが出している多機能ペン。
今は各社からカラーシャー芯が出ているから手軽にどのシャーペンでも使える事ができる。

こうした理由から僕は手帳におけるペン色を使い分けており、過去実績で長く使えていたピュアモルトに一色足した3&1を選んだという訳。

先週からほぼ日weeksのページに含まれている2024年霜月下旬から2025年にかけては、この心機一転フルセットでより良い記憶を残していきたいと思う。

ちなみにこの文を読んでいる文具好きの皆さん。
金銭感覚が文房具にかけては麻痺していると思います。
僕もそうです。外箱を見て改めて感じた定価5,500円のボールペンは既に高級ボールペンというこの感覚。

1万円、いや3万円、いやいやモンブランやペリカン、職人オーダーメイド、有田焼万年筆など。
青天井のペン選びの中、僕が代わって叫びます!
1,000円を超えた筆記具は全て高級品です!!!
自己への戒めも含め、是非肝に銘じて良き文具ライフを。

最後にHERZのほぼ日手帳weeksカバーと共に撮った写真を添えて。
それでは。

来年もよろしく

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