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2025年、最初の学びは「デザイン思考とkintone」

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年末年始はラボの整理や3Dプリンターの整備を行いつつ、今年一年の準備をしました。例年のことですが実家にはたくさんの来客があり、準備にあわただしくも楽しいひと時を過ごしました。


飯塚洋平さんのご縁から、「kintoneとデザイン思考のセミナーに」

https://kintone-designthinking.connpass.com/event/338447/

https://x.com/iiyohei

2025年の最初の勉強会は「kintoneとデザイン思考」でした。kintoneエバンジェリストの飯塚洋平さんにこの勉強会について教えていただき、興味を持ちました。普段は講師のErikoさんがニューヨークからセミナーを行っているそうなのですが、今回は帰国に合わせてオンラインで勉強会が行われました。新年会なので、飲み物もいただきながら楽しく参加できました。

今回のセミナーのテーマである「デザイン思考」の要旨をconnpassから引用すると以下のようになります。

デザイン思考は、「デザイン(設計)を行う際に、ユーザーの視点で物事を見定める思考法」です。
英語では「Design Thinking」と表現され、国内外問わず多くの企業・組織で活用されています。
ユーザー視点に立つことで、サービスや製品の根本的な課題・問題、ニーズを発見し、プロトタイプという途中段階の解決策を実践しながら策を練り上げ、ビジネス上の目標を達成するという思考。つまり、課題解決に向き合う起点が「人」という点がポイントです。


デザイン思考の段階

デザイン思考は下記のような5段階で構成されています。講師のErikoさんから、「各段階のうち、どの段階が一番重要でしょうか?」と受講生に質問がありましたが、答えは「共感」(ペルソナ)。ユーザーが抱えている問題や悩みを、その背景までを視野にいれて徹底的に書き出していきます。
大切なこのステップだけあって、全3回のセミナーでは一日を要します。

サインポストにはデザイン思考の考え方がたくさんあふれているという説明には感銘を受けました。技術だけでなく、根本原因に直結した「モグラたたきでない」問題解決のための思考自体が非常に重要です。

実際にやった事~ペルソナ

時間が非常に限られなかで、今回は第一段階のペルソナ(共感)のステップをグループワークとして体験しました。
架空の人物モデル(恵子さん・kintoneの導入段階にある会社の女性管理職・自分はkintoneを使う立場)のペルソナをとことん書き出していきます。恵子さんのバックグラウンド情報が細かく渡され、そこから「発言・思考・感情・行動・悩み」に分類しながら細かく付箋を使って書き出していきます。

今回はたまたま女性だけがグループがありましたが、女性ならではの視点で恵子さんという人物モデルに共感して「会って悩みを聞いてあげたい」などの感想が出ていました。ペルソナを掘り下げていった結果、深い共感に至ったのでした。

感想

今回はデザイン思考の最初の、非常に重要なステップを体験しました。ユーザーのペルソナを深堀していくことは正しい問題解決に至るためには大変重要です。ここを間違えてしまうと、決して問題解決は前に進みません。
今後も勉強してみます。



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