エンジニアスカウト返信率向上のポイントを公開します!
ダイレクトリクルーティングというは候補者となりうる方に向けたスカウトメッセージからスタートしますが、一般的には返信率は5%程度から15%程度で収まるケースがほとんどです。
返信率が低いケースが需要と供給バランスで供給が著しく低いエンジニア職種などの場合など、返信率が高いケースは特殊なポジション、例えば役員などのサーチや企業法務の中でも上級専門職などは「まずは話を聞いてみよう」ということで返信率が高くなる傾向がございます。
今回はスカウト返信率が低いとされるエンジニア職種で実際に効果があった事例をお伝えします。
【ケース1】年収アップの具体例を件名などに記載
転職活動をする際に重要項目の1つとして年収は必ず確認をされます。
そのため年収を曖昧に表記を記載することはおすすめしていません。
ダメな年収表記例:年収400〜800万円
おすすめな年収表記例:年収650〜800万円(28歳/フロントエンドエンジニア/700万円)
ダメな年収表記例は年収の幅が数百万円とあり、候補者視点では実際の年収イメージが湧きません。年収400万円の方と年収800万円の方の期待するスキルレベルは異なるはずなので当然職務内容も異なるはずです。そのため年収の幅を狭めて、妥当な職務内容を設定し、対象の年収層の候補者へスカウトを送ります。
その上で実際に件名に年収アップの事例を添えることでスカウト返信率が上がった事例があります。具体的には「年収540万円→720万円の年収アップ事例有」という文言を件名の文頭に差し込み、返信率(開封率)が向上しました。
実際にエンジニアの場合は年収が100万円や200万円上がるケースは多いと思うのですが、転職経験がない方や少ない方は具体的なイメージを持っていないことが多いです。そのため自社で採用して年収が上がった事例を件名に記載し、具体的にどのような方が年収アップしたのかをスカウト文面に記載していました。
例:SIer SE職出身30歳 年収620万円→弊社ITコンサルタントポジション年収850万円
もちろんこちらはスカウトを受信する方と近しい実績を記載する必要があるので一斉送信するのではなく1通1通送付した方が良いです。
【ケース2】いかに面白いことをやろうとしているかを記載
多くの転職者は年収だけでなく、やりがいや仕事の面白さを基準として転職活動を行います。
そのためダイレクトリクルーティングでは仕事内容の記載をワクワクするように記載するだけでも返信率が向上します。
実例としてある小売店の社内SE採用で中々ダイレクトリクルーティングで成果が出ないとご相談いただいたケースを紹介します。
相談をいただいたある小売企業のダイレクトリクルーティングのスカウト文面は職務内容を「在庫管理システムなど既存システムの改修」というような簡易的な文章で纏められていました。一方で同ポジションは既存システムの改修という業務は6割程度で、省人化店舗の開発プロジェクトが進んでおり店舗の棚画像認識を活用した発注管理や無人レジ導入、電子棚札、サイネージ導入などのプロジェクトが進み出しておりそのための人員募集であることが分かりました。
一般的に社内SEというと既存システムを扱う割合が比較的多いため、新規システムやプロジェクトを記載するだけでも返信率は全く変わってきます。
実際に仕事内容を魅力的に記載するだけで返信率が向上し、4ヶ月採用できなかったポジションが1ヶ月以内に複数の候補者を発掘し、5週間で内定を出すことができました。
今回紹介した2つの事例はどのようなポジションでもすぐに取り組むことができます。
よければ是非ダイレクトリクルーティングにご活用ください。
また弊社に採用相談をしたい!という企業がございましたらお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先:info@anyont.co.jp
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