ワーママは疲れた。もう会社辞めたいと思った時の処方箋。
こんにちは。
たみこです。
今回は、「ワーママは疲れた・・・」「もう辞めたい・・・」「とにかく全部投げ捨てて一人で遠くへ行きたい」というあなたへのお話をすこし。
働くお母さん=ワーママ
共働き家庭が増え、今や働くお母さんが当たり前の時代。
「ワーママ」という言葉も随分と世間に定着しましたよね。
ワーママがこなしているのは、育児、家事、仕事の3つだけではありません。
(面倒な)ママ友付き合い。
(いらない)PTAの役員。
(なんのために存在するのかわからない)自治会の当番。
担当をあげたらもうキリがないんですね。
しかも自分から望んでいない仕事が多すぎる。
この生活をしばらく続けているうちにグッタリと疲れ果てて泥のような顔面になってしまうワ―ママの切なさといったら。
全く疲れることなく働き続けられるお母さんがいたら、それはもう教祖様とお呼びしたいところです。
このワーママの過酷な状況。
ほうっておくと、心身に変調をきたしていきます。
私自身も経験済なので、、、。
とはいえ、疲れていても頑張ってしまうのがワーママの悲しい性でして、
なかなか自分の不調に気づけない方も多いのではないでしょうか?
日々を走り抜けているワ―ママさん、すこし立ち止まって自分をいたわりませんか?
【日々走り続けるワーママがしんどい理由】
あなたは疲れた時に、「ワーママ しんどい」「ワーママ やめたい」などと検索したことはありませんか?
私はあります。
そんな検索をしてしまうくらい疲れている理由がこれです。
●疲労がたまりまくっているのに、やらなければいけないことが次から次へとモグラたたきのように出てくる(ゲーセンいったら最高記録出せるんじゃね?)
●共働きなのに夫の協力ゼロ。なぜ?Whyジャパーニーズ旦那ら!
●ただでさえ人間関係がわずらわしいのに、「会社内」「取引先」「ママ友界」「ご近所付き合い」え?私そんなに社交的じゃないんですけど・・・の不満。
●勤務の疲れで、育児をないがしろにしてしまっているという罪悪感
●とにかく朝が戦争すぎる!保育園の送迎、誰かやってくれない?もう誰でもいいから!ほんとに!
●じーちゃんばーちゃんがそばにいない。明らかな人手不足を感じる。
●もっと楽な職場に転職したいけど、時短で雇ってくれる場所がなかなかない。
●心から育児を楽しめない。
●平日は仕事と家事育児に夫の世話。土日も家事育児に夫の世話。あれ?私休みなくない?
●体力がいつまで続くか不安。
あげたらキリがないのですが、だいたいの人は2つ3つは当てはまる項目があると思います。
全部当てはまる人はもうたみこの心の友!!笑
ワーママはみんな、疲れた、しんどい、と思いつつも、
家族の暮らしを支えているんですよね。
あぁ。友よ。
【ワーママが一番疲れたと思う時。それはどんな時か?】
①仕事との両立の日々
会社でその日の仕事をやっつけて、
今日の分が終わらなかったモヤモヤを取り払って、ソッコーお迎え!
家に帰ったら洗濯物の山がお出迎え。
冷蔵庫に何入ってたっけ?
うわー!部屋やば!きったな!
とりあえず何か食べさせないと!
風呂掃除して沸かして、風呂入れて、パジャマ着替えさして、髪乾かして、明日の保育園の準備して、夕飯の食器洗って、洗濯物終わったら干して、ちょっと!まだ歯磨きしてないよ!いまするから!眠くなっちゃったのね!
いざお布団へ!家事してる間にうたた寝した子供はなぜか全回復!
(母、全集中!寝たふりの呼吸!!)
何でやねん!
寝てくれ。マジで。(心の声)
そんなこんなしている間も明日は仕事でこの資料が必要だなとか、
発表会の衣装のゴムサイズ合わせてなかったー!
あーあの靴下穴あいてたから縫っとかないと。
と、思考はぐっちゃぐちゃです。
この日々を送っている時に、
「あ、私、きてるな」
と思いました。
要するに、ワーママが一番疲れた、しんどいと思う時なんて、
ほぼ毎日(笑)
これだけのマルチタスクをこなしているのですから、当たり前です。
②子供の体調に常に気を配り続ける日々
子供が病気になると仕事を休むことになり、職場に迷惑がかかる。
そして休んだ翌日には、休んだ分の仕事が山積み。
しかも子供の病気って、大抵1日じゃ治りません。
何日か休むことを覚悟する→職場への罪悪感
子供の機嫌が最悪→母、謎の孤独感がおそってくる
子供が治った→母、うつる
また仕事を休む→罪悪感。そして休みなのに職場からの電話に対応。
子供は元気になった→母遊ぶ気力ゼロ。子供への罪悪感。
どうしても仕事の調整がつかない時に、病児保育に預けたことがあるのですが、あの時の罪悪感はハンパじゃなかったです。
もちろん、病児保育はワーママの強い味方です。
ただ、私は仕事も育児も中途半端な気がして、何だかすごくモヤモヤしたことを覚えています。
このように精神的にも肉体的にも疲れていると、負のループへ突入です。
ワーママでいることに疲れたお母さんは、とにかく休んでほしい!自分を甘やかして!
【孤独の確保が重要!誰にも邪魔されず休める時間を作る】
毎日のマルチタスクをこなしているうちに、
だんだんマヒしちゃっているのかもしれませんが、
ワーママは基本的に超ハードワークです。
まずは自分の体を休ませることを最優先にしてください。
子供は保育園に預けて、
会社には子供が熱を出して、、とか言って有給があるなら有給を使い、
一日フリーな日を作りましょう!
この時は、「せっかくだから、、」と言ってお出かけしたり、美容院やお買い物に行ったりしてはいけません。
とにかく、ダラダラしてください!
ゼェーーーーー〜ったいに、一日中ダラダラすると決め込んで体を休ませてください。
朝から好きな漫画とか読んでお昼食べたら昼寝とかしちゃってください!
いつも頑張ってるんだから、誰も怒りませんよ。大丈夫。
するとなぜか、旦那にも子供にも優しくできる自分がいるはずです。
【食べたいものを好きなだけ食べる日があってもいい】
夕飯なに作ろう、、。
昨日はカレーだったしな。
そういえば先週もカレー食べたな。
これは私のことです(笑)
育児や家事を両立させているワーママは、家族のことを考えて栄養をきちんと意識した食事を心がけている方も多いのでは?
家族の健康を考えて好きなものを我慢しているお母さんも少なくないようです。
でも、人間って1日2日食べなくても死なないというくらいですし、
週に1日くらい、適当すぎる日があっても良いのです。
私は3人の子供がおりますが、もう疲れ果てて無理!ってなった時は、出前一択です。
長男は寿司、次男はピザ、長女はうどん、それぞれを出前で頼むというカオスなことも、もちろんしたことがあります。(え?みんなないの?)
でもこれが間違いなくストレス解消&子供達も大満足で、さらに洗い物も出ないから家族の時間も取れるという最高の発散デーになるのです。
要はガス抜きの1日ですね。
子供たちも忙しいお母さんをみて、尻込みして話せなかったことや、普段は話さないおもしろエピソードを話してくれたりして、とても楽しい時間を過ごせます。
一度やってみて!
ちなみに私は家事が苦手で、食事の栄養バランスを考えるなんて無理ー!という人なので、食材の宅配に頼っていました。
メニューも栄養も、よく考えられていて、一品10分程度で出来上がるので、毎日の献立を考えるストレスから解放されてオススメですよ。
【心のリフレッシュが大事。最も重要なのは達成感】
実は体の疲れ以上にたまりがちなのが心の疲れ。
この心の疲れ、どこから来ると思いますか?
これは自論ですが、「達成感のなさ」からくるものだと思っています。
なので心のリフレッシュにはこの「達成感」が最も重要。
自分にできて、なおかつ「達成感」まできちんと味わえることが、
心のリフレッシュにつながります。
例えば
●一人カラオケで一時間歌い切る
●健康ランドのサウナで3セットこなした後にリンゴ酢を飲む
●大人の塗り絵を1ページじっくり時間をかけて塗ってみる
●好きな漫画を3冊くらい一気に読む
など、人からしたらくだらないことでいいんです。
自分の時間として、ここまでやる!と決めてみてください。
自分の心が満たされる、好きなことを選んでみてください。
好きなことが特にない方は、
お風呂で一曲、全力で歌ってみることをオススメします。
これは私がやっていることなのですが、一人の時間がとれなくても出来ます。
子供達がどん引きするくらい大声で全力で歌います。
うるさいと言われようが、話しかけられようが、無視です。
一曲全て歌い終わってから、子供の話を聞きます。
自己中に歌うのって結構スッキリしますよ。
全力で歌い切るまでと決めて歌うと、達成感も味わえます。
お手軽なので一度やってみてください。
子供たちも慣れてしまって「あーまたママのお歌タイムがはじまった」といって話しかけてもこなくなりました(笑)
【家事をとことん減らす。便利家電を使いこなすべし!】
仕事と育児をこなすワーママが陥りがちなのが、
「完璧主義」
だって部屋が綺麗じゃないと落ち着かないし、
サボってる気がして罪悪感。。
なんて思うかもしれませんが、最近では便利家電や有能なキッチングッズが満載です。
「いかに家事を手抜きするか」を考えることで
「子供との時間が充実」するかが変わってきます。
完璧主義を捨てて、便利家電をとことん利用していきましょう。
【とにかく誰かに不満を聞いてもらうことも大切】
家事や育児がうまく回っても、仕事がうまく回っていない。
そんな状況もよくあるパターン。
仕事をしていれば、何かしらの不満は誰にでもありますよね。
我慢せずに愚痴りましょう。
私の場合、学生時代の友人や、心の許せるママ友、旦那に聞いてもらうことが多いです。
ここで気をつけなければいけないのが人選ミスです。
相手を間違えると、謎のお説教をくらったり、会話泥棒されたりします(笑)
話の切り口としては、「深刻な相談」ではなく、雑談の流れからの「日常への不満」程度におさえて相手の反応を見ましょう。
「こないだこんなことがあってさ〜」くらいの軽いノリで話せば、聞く相手にも負荷がかからず、耳を傾けてくれるかもしれません。
そんな冗談交じりの仕事の不満でも、人に話すだけで心を軽くしてくれたりしますよね。
決して一人で抱えこまないでくださいね。
【バリキャリからゆるキャリへのシフト。自分で自分をほめて認めて甘やかす】
毎日忙しいワーママが削れるところといったらどこでしょうか?
それは通勤時間です。
在宅ワークが普及して、現在も在宅で仕事をしている方が多いと思いますが、
通勤時間って一番いらなくないですか?
私は平日含め土日も息子たちは野球をやってたりするので、パパも不在の基本ワンオペ育児で、会社へ行っていた時は、仕事の不満はたまるわ、少年団への不満はたまるわ、夫への不満はたまるわ、家事もたまるわ、子供にやつあたりしちゃうわで本当に最悪な状態でした。
確かにお金は必要なのだけど、これが私の望む幸せなのかなと思っていました。
半年くらいかけて少しずつ、不要な人間関係を切っていくことにしました。
在宅で仕事をするようになってから、せかせかしなくなりました。
そしてお昼のランチ代も節約できました。
結論として、パートや時短勤務で働くくらいなら在宅で仕事した方がよっぽど効率的!
通勤時間にあてていた一時間を、自分のゆとり時間に使えます。
ちなみに私のゆとり時間は大好きな芸人さんのYouTubeを見て一人で爆笑すること(笑)くだらないけれど、こんな時間が本当に癒しなのです。
「何が一番大切なのか」を考えたとき、
やっぱりお金よりも、「家族との時間」「心のゆとり」だったんですね。
幸い私はイラストレーターの知識と文章を書くのが好きということと、
ネイリスト歴10年という食いぶちがあったので、良かったです。
私なにも得意なことなんかないから在宅で仕事なんてできないよ!
と思う方もいるかもしれませんが、
ママ需要って世の中にくさるほどあります。
例えば「ママが産後イライラした体験談と解決方法」を記事にしてください。
とか、「旦那への不満を500字程度でお願いします」とか。
私が面白いなと思ったのは「お手紙の代筆」で、
私は字を書くのがわりと好きなので余裕がある時にこの案件を受けてみようかなと思っています。
頑張るワーママさんには意識して欲しいのは「自分で自分をほめて認めて甘やかすこと」
ワーママは疲れた。もう会社辞めたいと思った時の処方箋。
●孤独の確保が重要!誰にも邪魔されず休める時間を作る
●食べたいものを好きなだけ食べる日があってもいい
●心のリフレッシュが大事。重要視すべきなのは「達成感」
●家事をとことん減らす。便利家電を使いこなすべし!
●とにかく誰かに不満を聞いてもらうことも大切
●バリキャリからゆるキャリへのシフト。自分で自分をほめて認めて甘やかす。
家族のために働くワーママが一日元気に過ごせますように。
本日もそのまんま、生きています。
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