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鉄って何?

<目次>
1.鉄って何?
2.鉄に期待されている事
3.鉄を含む食材の解説
4.鉄はどのくらいの量摂るのが適切か
5.鉄の歴史について
6.鉄に関する論文
7.鉄に関する参考文献
8.鉄についてのまとめ

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1.鉄って何?


鉄とは身体に必要なミネラルの一種で、血液中にはヘモグロビンという赤色素たんぱく質が存在します。

ヘモグロビンの「ヘモ」とは鉄(ヘム)のことです。

ヘモグロビンは鉄とたんぱく質が結びつくことでできたもので、肺で酸素と結びつき、全身に運ぶ役割があります。

鉄が不足した場合、ヘモグロビンは上手く合成ができません。酸素の運搬がうまくいかなくなるため、動悸や息切れなどが起こる貧血になってしまうのです。


通常、成人した方の体内には約3~5gの鉄が存在すると言われています。

この体内に存在する鉄のうち、70%はヘモグロビンやミオグロビンに存在しています。

鉄は私たち人間が生きていくうえで絶対に欠かせないミネラルであり、また不足しやすいため注意しなければなりません。


ですが鉄が不足した場合でも、必ず鉄欠乏性貧血の症状が現れるわけではありません。

比較的ゆっくりと鉄が失われていった場合、基準値を下回っても自覚できない方もいます。


鉄には「非ヘム鉄」「ヘム鉄」「フェリチン鉄」と3つの種類があります。

「非ヘム鉄」は、たんぱく質と結合せずに存在する鉄のことで、野菜や牛乳、卵などに多く含まれています。

鉄はもともと吸収率があまり高くなく、そのなかでも「非ヘム鉄」はとくに吸収率が低いため、なかなか吸収されません。


その一方で「ヘム鉄」は、たんぱく質と結合した状態で存在する鉄のことを指します。

食品では赤身肉や魚などに含まれており、非ヘム鉄よりも吸収率が高いことが特徴です。

また「フェリチン鉄」とは、肝臓や脾臓で蓄えられている"貯蔵鉄"のことを指します。

鉄が必要となったときにヘモグロビンへ鉄を供給する役割をもつ鉄で、大きな枠組みで見ると、フェリチン鉄も非ヘム鉄に分類されます。


2.鉄に期待されている事


鉄はミネラルの一種であり、健康面に関する様々な改善・予防などに期待されています。

鉄分の摂取における働きについては、今後も様々な研究などを通して検証されていくでしょう。


3.鉄を含む食材の解説


鉄を多く含む食材としては次のものがあります。

・きくらげ(乾) 35.0mg
・あわび(塩辛) 34.0mg
・あさり(つくだ煮) 19.0mg
・大豆(はいが) 12.0mg
・あまのり(焼のり) 11.0mg
・レンズ豆(全粒/乾) 9.0mg
・ほしひじき(鉄釜/乾) 58.0mg
・ぶた(スモークレバー) 20.0mg
・セージ(粉) 50.0mg
・あおのり(素干し) 77.0mg

(※100gあたりに含まれる鉄の量です)


鉄は肉類や魚介類、豆類に多く含まれています。

吸収率が高い「ヘム鉄」はレバーや魚介類に含まれるので、これらの食品から摂取するのがおすすめです。

その一方で「非ヘム鉄」は、のりや海藻類に多く含まれているのが特徴です。


4.鉄はどのくらいの量摂るのが適切か


鉄を効率良く摂取するためには…


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続きとより詳しい内容は、こちらのページからお読みいただけます。

ヘコラ|「鉄とは?」
https://www.heacola.com/contents/iron/

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