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インドで浄化療法

1月末からインドに行ってきます。

今回はアーユルヴェーダの勉強ではなく、パンチャカルマという浄化療法がその目的。

インドの病院に滞在すると言ったら、「病気じゃないのに入院なんて、なんだかすごい世界ですね!」とメッセージをいただいたり、他にも、パンチャカルマって一体何するの?とよく聞かれることが多かったり、興味を持ってくれる方の多さに驚いてもいます。

最近ではいろんなインフルエンサーの方達がyoutubeやインスタでパンチャカルマ体験記をUPしていたりもするし、興味関心がアーユルヴェーダに向くことや、知ってもらえるというのは嬉しいです。

パンチャカルマってざっくりいうと、病気になる前のこころとからだのお掃除というのか、究極のデトックスみたいな感じです。

パンチャカルマってなに?


アーユルヴェーダの治療には2種あり、ひとつは鎮静法(シャマナ)といって悪化したドーシャを鎮静していく方法で、もうひとつが浄化法(ショーダナ)でパンチャカルマはこれにあたります。

わたしは過去に短いパンチャカルマを2度ほど受けたことがあるのですが、今回はやりたかった21日間の治療です。

パンチャカルマは最低でも12日間、正規で受けるなら21日間以上必要といわれ、なかなか勇気が持てずにいたんだけど、願望だけはずっと持ち続けてました。

「アーマ(毒素)っていうのは身体から出ないからアーマという」と、以前ある先生が仰ってました。(←ここ誤解されがちなのですが大切)

だからアーマを「燃やし尽くす」ため軽い断食をしたり、スパイスや白湯を上手に使って鎮静することはできても、深い部分に居座った毒素を取り除くのは容易ではないんですよね。

パンチャカルマは過剰になったドーシャを体外にさまざまな方法で排出する治療です。

「ドーシャって、エネルギーみたいなもので可視化できるものじゃないんじゃない?」わたしも最初はそう思っていましたが、パンチャカルマではそれぞれの不調や体質に合わせた治療によって(吐かせたり、下痢させたり、浣腸したり、全部で5つあるのでパンチャ=5つの、カルマ=行為、治療)

前処置で消化管に集められたドーシャを本治療が適切ならば出すことができる「病の大本を根っこから断ち切る」唯一の方法だといわれています。

パンチャカルマという浄化療法は健康な人でも受けることができるし、季節に合わせ定期的に受けることでさらに心身ともに健康になれるものとアーユルヴェーダではいわれています。

わたしは今のところ表に出ている病気というものは抱えていませんがアーマはさぞ溜まってることでしょう🙈

「健康」というものについていうとき、こころと身体の相関関係は明らか。アーユルヴェーダはさらに五感と魂もセット。

なぜパンチャカルマを行うのか

わたしは今、アーユルヴェーダとヨーガのセラピストとして活動しています。

ひと様の大切な魂の宮に触れる身として自分自身が思う「良い状態」で施術できるセラピストでありたいし、この身体を通してできる全ての経験・体験を楽しみながら今回の人生を生き切るためにも、そして自分自身が心地良くあるためにも、セルフケアに意識を向けて日々過ごしています。

アーユルヴェーダの日々の養生法の実践のおかげで、昔に比べてだいぶ丈夫になったし、日々の不調のあれこれの対策法も増えて来ました。

それでも、長い年月をかけて身体に蓄積しているアーマのこびりつきはパンチャカルマという浄化療法を一定期間かけてしっかりクレンジングする必要があります。

身体へ作用することは心にも作用するから「出す」過程はきっと苦しさもあるだろうけど、それらをじっくり観察してこようと思います。

背中を押してくれたみなさまありがとうございます。どうかあたたかい目で見守ってください🙏


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