ハートの瞑想
ニュースを見ると、国際政治の舞台では日々緊張感が増し、自然災害は年々酷くなり、犯罪も、昔はあまり無かったような異常な犯罪者の事件が増え、世界中に難民が溢れ、貧富の格差は増大するばかり、耐えかねてデモをする市民を国家権力が弾圧し。。。。
世界はまっしぐらに終末への道を突き進んでいる、と誰もが感じていると思います。
極めて冷静な見方をすると、この
『悲しみと苦痛に満ちた世界』
というのが、この地球の平常運転と言っても良いかも知れませんが、地球上で文明という大きな力を持ってしまった人類という種の行く末によって、この星の行く末も決まってくるのも又事実です。
いくつかのスピリチュアルなグループは、集団瞑想により、地球の状況にポジティブな変化をもたらそうとしています。
こちらはあるグループが毎日行っている集団瞑想です。
フラワーオブライフで地球を包みこむイメージ。
私とパートナーもやっています。
http://paradism.hatenablog.com/entry/WLMM/2019/08/daily-flower-of-life-meditation.htm
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これとは別に、今から紹介する瞑想も、古くから多くの人により行われています。
サニヤシンの間では『アティーシャの瞑想』、チベットでは『トンレン』として知られるこの瞑想は、ダライ・ラマも毎日行っていると聞いています。
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世界中の苦しみ、悲しみ、痛み、憎しみ、あらゆるネガティブなエネルギーを、吸う息と共にハートの中心へ吸い込みます。
吐く息と共に、世界中へ愛、平和、癒し、喜び、あらゆるポジティブなエネルギーを送り出します。
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これがアティーシャの瞑想、トンレンの全てです。
この一見して、自己犠牲の精神、或いは慈悲の精神の実践としてとらえられる瞑想には1つの秘密が隠されています。
『ハートの中心』というのがポイント。
最初、この瞑想を始めると多くの人が、体の一部が痛くなってきたり、気分が悪くなってきたり、様々な不調を感じます。
それでも、ひたすらハートの中心へ、ハートの中心へと吸い込んでいきます。
更に奥へ、更に奥へ。。。。。
と、あるとき、言葉では言い表すことができないほどの圧倒的なエネルギーと繋がる、ハートがほとばしるような瞬間が訪れます。
ハートは人間を取り巻くトーラス型のエネルギーの流れの中心ですが、そこにはポータルが隠されています。
この瞑想により、更に奥へ、更に奥へと意識がハートの中心に向かい、ポータルへたどり着けば、無限の源、ソースに繋がることができます。
それが、この瞑想に隠された真の意味です。
真のハートの中心へたどり着けば、それこそハートという言葉の意味さえ吹き飛んでしまうような、否定のしようのない体験として知覚されます。
この瞑想を100%完璧にやりきることができれば、ポータルを通じて放たれるエネルギーは、実際、地球の状況に少なからぬ影響を与える事ができます。
私たち人間の一人一人に、その機能は備わっているのです。
この瞑想の実践には、最初それなりの覚悟が要りますが、準備ができていて、尚且つ導かれていると感じる人は、是非やってみてください。
そこに、いかなる自己犠牲、奉仕や慈悲の精神もいりません。
ただ、ハートのマジック~ネガティブをポジティブに変容するハートの魔法を経験してみてください。