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みんなと違うと不安になる心理

こんな言葉を人生で一度は使ったことがあるのではないでしょうか?

「みんなやってるよ」
「みんなが持っているから欲しい」

私自身は子供の頃、欲しい物を買ってもらう時に親を説得する際に使った記憶があります。
そして自分が親になり子育てをするようになると「みんなやっているよ、だからやってみたら」と言うように、「みんなと違う」という不安を子供与えて、無意識にコントロールしようとして使ったことがあります。


みんなと同じようにしていたら安心とか間違いない。このような心理を「バンドワゴン効果」と言うそうです。

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バンドワゴンとはパレードの先頭をゆく楽隊車のこと。「先頭として引っ張る」役目をしています。多数が支持しているものなら良いはずだ思い、それに着いていきたい!勝馬に乗りたい!という心理のこと。

例えば、売り上げNo.1と謳っていたり、行列ができている店なら間違いないのでは?という心理が働きませんか?みんなが購入しているものなら、良いものに決まっていると思ったり・・・

そして「みんなと答えが違うと、自分が間違っているのではないか」という同調バイアスがかかることもあります。

ソロモンアッシュの実験では、同じ長さを当てるという簡単な問題においても、8人中7人のサクラが自分とは違う回答をした場合に、37%の人が同調することが分かったという実験。
単独だと間違わない簡単な問題でも、みんなが自分とは違う選択をする事を目の当たりにすると、「自分が間違っているのかもしれない」という気持ちになりやすいということも分かります。

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このような簡単な線の長さを答える問題でも、同調する人が出てくるということは、自分に自信がない事、初めての経験、担当外の事ほど、自分の意見とは違う場合には同調しようとする心理が、より働いてしまうのではないでしょうか?

こういった心理が働く事を知った上で、子育てや社会の中で、どう対応していくのか?が大切なのではないかと感じています。


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Asami Yamamoto
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