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失業者の再就職はますます難しくなる

職種間移動の難しさ響く
失業期間 長期化しやすく
日本は失業率は低いが
長期失業の割合が高い

最近、はっと思い出してアルビン・トフラー氏のパワーシフトをAmazonで探してちょうど読み始めていました。
30年前に出版された本で、力とは何を意味しているのかを考えるきっかけとなる思い出の本です。

最近の日本の経済環境や、周辺諸国との政治的パワーバランスのチグハグな対応を見るにつけ、パワーシフトをもう一度読み返せねばと思いAmazonでポチしました。

1990年の出版物なので当然1980年頃の事例がたくさん出てくるので、なんだかこの昔話はと思いながら読み始めました。

読み進める内に、今の日本でいまだに全く解決できない諸問題と同じ物が次々に出て来るので、
どうしようもない今の日本の深い闇、全く解決できない、変化のできない、この国の体質に暗澹たる気持ちが自分の中に広がるのが止まりません。

工業社会の失業から、第三の波に飲み込まれている今の社会では、失業の意味が全く違っていて、右から左に人を移動させることが可能だった失業対策が、今では求められるスキルを持っていることが必要な時代になっているので難しくなりますよと 30年前にトフラー氏が指摘しています。(上巻の真ん中付近です)

学び直しの件も指摘していますのでぜひ読んで見て頂きたいです。

この頃は全く話題にも残りませんが、まだまだ新しいトフラー三部作を全て読み返そうと、読書目標に上げているこの頃です。

古いですが、近所の独裁国家の君主、あまり最近見かけない裏の世界の人や、皆様の近くにいるだろう御局様まで、力の参考書はいくらでも身近くにありますので、ぜひ「力」を観察し勉強していきたいと思います。

日経新聞20240821
2枚目の写真は求められるスキルのが違う例で載せてみました。
派遣時給 初の1700円台
ミスマッチで済ませられない。流動性のある社会が下から始まっている証拠ですね。

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