フットサル歴1年の初心者Jサポが感じるFリーグの魅力
こんにちは!maayaです!
みなさん、Fリーグをご存知でしょうか?
日本にはサッカーのJリーグ、野球のセ・リーグ、パ・リーグ、バスケットボールのBリーグなど様々なスポーツのリーグがありますが、Fリーグは日本フットサルリーグというフットサルのリーグです。
きっとこれを読んで下さっているほとんどの方がJリーグのファン・サポーターだと思いますが、フットサルにも同様にリーグが存在します。
フットサル??あれでしょ?サッカーの小さい版でしょ?オフサイドがないやつ!誘われて何回かやったことあるよ!でも、Fリーグは観に行ったことはないなー!
という方!!そういう方に是非、読んでもらえたら嬉しいです!
フットサルとの出会い
私のフットサルとの出会いは突然でした。
昨年、最初の緊急事態宣言期間中にJサポ同士のリモート飲み会のお誘いを頂き、参加することになりました。ジュビロ磐田サポーターを筆頭にジェフユナイテッド千葉サポ、横浜F・マリノスサポ、そして、我が鹿島アントラーズサポ。ほとんどの人がほぼ初めましてだったにも関わらず、ツイッタラーだらけの個性溢れるカオスなリモート飲み会でした。笑
リモート飲み会自体、カオスでとても楽しい時間となりましたが、そこで出会ったジュビロサポさんに「まあやちゃん、フットサル興味ない?」と誘われたことが私がフットサルを始めるきっかけとなりました。
その時に声を掛けて下さったジュビロサポさんには本当に感謝しています!!
それまでも年1、2回行われる会社関係のフットサル大会には参加していて興味はあったものの周りにやっている人もおらず…。スポーツは大好きなので「この頃運動不足だし、運動したいなー!」という軽い気持ちで参加してみました。
フットサル選手が来るよ!と数日前に言われてはいたものの、フットサル選手ってやべっちFCでしか観たことないしきっと知らないな〜と思いつつ、行ってみると…。
日本代表で立川・府中アスレティックFC所属の内田隼太選手がコーチとして来ていました。(ねえ、そういえばやべっち出てたよね…笑)
内田選手は鹿島アントラーズノルテジュニアユース、鹿島アントラーズユース出身(鈴木優磨選手と同期)の選手。この時、鹿島アントラーズの内田篤人選手のユニフォームを着ていた私にすぐに声を掛けてくれました。さすが鹿島っ子!笑
この日から私はフットサルの虜になっていきます。
元々、負けず嫌いな私はクリニック中、内田選手に「全然出来てない…笑」とか「両足おもちゃ…笑」と言われる度に出来るようになってやるー!とふつふつとやる気が湧いてくるのです。はい、もう完全に遊ばれています。笑
というか、完全に性格を読まれています…。笑
でも、ちょっとでも褒められるともっとやる気になってしまう単純な性格なのです。笑
それからというものの、この1年間は週1〜2回のペースでクリニックや個サルに行くようになりました。まだまだ言われたことを1回で理解出来ないことが多いし、怒られたり呆れられたりの連続ですが、まだ伸び代はあるはず!!
1年間継続してるしちょっとは上手くなったかな〜。いや、普通に考えて少しは上手くなってないと困るんですけどね。笑
ちなみに個人的なモチベーションを上げる方法のひとつとして、篤人さんが引退試合の時に履いていたのと同じadidasのCOPAのシューズを使っています。
たった1年、されど1年。
1つのリモート飲み会がきっかけでフットサルを通じて様々な人に出会うことが出来たし、フットサルという新たな趣味も出来て確実に私のQOL(Quality of life)は上がりました!
人と人との出会いとか個人の趣味とか小さなことかもしれませんが、人を動かせるスポーツの力って本当にすごい!!
Fリーグ観戦デビュー
リーグの存在は知っていたもののFリーグの観戦に行ったことがなかった私はご縁があった内田選手の応援に行くことに!しかし、2020-2021シーズンはコロナウイルスの影響で当初5月開幕予定が9月に延期。開幕後も無観客のリモートマッチが続く事態となりました。
そして、待ちに待った私のFリーグデビュー戦は有観客試合初戦となった11月15日に開催されたボアルース長野戦。初観戦でアウェイの地、長野県千曲市のことぶきアリーナ千曲に行って来ちゃいました!
ことぶきアリーナではアリーナ席が設定されており、コートから1mくらいしか離れていない場所で観戦出来ます。これがまためちゃくちゃいいんです!!
この試合、FC町田ゼルビアユース出身の金澤空選手のゴール、立川・府中のマスコットであるアスレくんのパパであり日本代表の皆本晃選手の2ゴール、そして、アスレのYouTuber酒井遼太郎選手のゴールで立川・府中が4-2で勝利!!
ゴールこそなかったものの、我らがコーチの内田選手も攻守に渡って大活躍していてめちゃくちゃかっこよかったです!!
Fリーグの魅力
初めてFリーグの試合を観た私の感想は…
ボールスピードハンパない!ゲームの展開速すぎ!!迫力やばい!!!でした。
もちろん、それまでもAbema TVで試合放映はあったのでサッカーに比べたらボールスピードも速く、コートが小さいためゲーム展開が速いことは分かっていました。しかし、実際に間近で観てみるとボールを追いかけることが大変なくらいにボールスピードとゲーム展開が速く、かつアリーナ席はいつボールが飛んでくるか分からないという緊張感に包まれながら試合観戦をするという状況です。
ただ、これがめちゃくちゃ楽しいのです!!!
アリーナ席は選手との距離が近いのでとても迫力はありますが、正直ボールを追いかけることに関しては少し大変です。でも、普段からボールを追いかけているJサポならきっと10分くらいで目は慣れてくるはず!一度はアリーナ席を体験してみてください!
そしてJサポの私が試合の経過と共に感じたのは、サッカーにおいてオフサイドってルール大事だったんだなとか、サッカーよりもパスやトラップの正確さが問われるなとか、ファール5回したら第2PKとか全然ファール出来ないじゃん!とか、GKに対してゴール小さすぎだろ!とか、パワープレー怖いわ…とか…。笑
まずフットサルでは、サッカーには存在する「オフサイド」というルールが存在しません。
なので裏取り放題です!、とは言ってもそもそもコートがそんなに広くないのでサッカーよりもロングボールが少ないということもあり、裏を取るまでの駆け引きが見どころです!
ファールもサッカーとは考え方が異なります。1ピリオドにおいてチームで5回ファールを取られてしまうと6回目からは第2PKを相手チームに与えてしまいます。第2PKはペナルティエリアよりも遠い位置からのキックになりますが、PKはPKです。サッカーのようにカードが出なければ多少ファールしても大丈夫というわけではないので、ファールを5回以内で収められるように選手がチーム一丸となって戦う必要があります。
さらにフットサルのゴール、なかなか小さいです。GKがゴール前に立つとどこに蹴ったら入るの?という感じです。ただ、これも駆け引きが見どころですね。パスを回して相手をずらして一瞬出来たスペースにシュートを放ったり、ゴールが小さいからこそ味方との連係やパスの精度がとても大切になってくるように感じます。
加えて、パワープレー。簡単に言うとFPがGKに代わってプレーをすることです。通常、4名のFPと1名のGKですが、パワープレーになると5名ともにFPになります。これが怖いんです…。人数で優位に立てるので負けていても追いついたり、逆転出来る可能性が高くなります。ただ、パワープレーをしているチームはGK不在となるので、相手にボールが渡ってしまうと失点のリスクがあるというゲーム終盤で何が起こるか分からない状態になります。サポーターとしてはヒヤヒヤです。笑
このように普段からずっと観ていたサッカーとの違いやサッカーにはないフットサルの魅力を感じることが出来ました。
3分〜5分くらいの間隔でメンバー交代があり、交代する時プレーが止まらないのもサッカーにはないところですね。また、フットサルは室内なので夏でも冬でもあまり関係ありませんし、雨・風の心配が全くいらないので小さなお子さん連れの方にもおすすめです!
まだFリーグを観たことがないJサポのみなさんがFリーグの試合を観戦したらきっと同じことを思うはず…!
そして、それを感じた時サッカーとは違うフットサルの魅力が伝わるはず!!百聞は一見にしかず!です!!!
Fリーグについて
先程からFリーグの話をしていますが、そもそもFリーグってどんなリーグなの?何チームあるの?何試合あるの?Jサポならばそのような疑問が湧いてくるのではないでしょうか。
【リーグ概要】
Fリーグはディビジョン1(以下、F1)とディビジョン2(以下、F2)の2つのカテゴリーに分かれており、2021−2022シーズンのF1は12チーム、F2は6チームで構成されています。
また、F1はJリーグと同じくホーム&アウェイ方式による2回戦総当たり(全22節132試合)、F2は3回戦総当たり(全15節45試合)で行われます。
《F1》
・エスポラーダ北海道(北海道)
・バルドラール浦安(千葉)
・フウガドールすみだ(東京)
・立川・府中アスレティックFC(東京)
・ペスカドーラ町田(東京)
・Y.S.C.C. 横浜(神奈川)
・湘南ベルマーレ(神奈川)
・ボアルース長野(長野)
・名古屋オーシャンズ(愛知)
・シュライカー大阪(大阪)
・ボルクバレット北九州(福岡)
・バサジィ大分(大分)
《F2》
・しながわシティ(東京)
・ヴィンセドール白山(石川)
・アグレミーナ浜松(静岡)
・デウソン神戸(兵庫)
・広島エフ・ドゥ(広島)
・ポルセイド浜田(島根)
今シーズン、J1は全38節380試合、J2は全42節462試合、J3は全30節210試合なので、F1でも1チーム当たりの試合数はJ2の半分。こうやって比べてみるとJ2の試合数すごい…。そして、F2は3回戦総当たりと少し特殊です。
【選手登録・エントリー】
Fリーグではリーグに登録出来る選手は20名以内、各試合にエントリー出来るのは1チームあたり14名。エントリーする選手の少なくとも1名は23歳以下の日本国籍の選手としなければならないという規定があります。
Jリーグ同様に外国人枠もあり、チームに登録可能な人数は3名まで。常時2名まではピッチ上でプレーが可能です。
また、特別指定や2種登録、特別登録枠があり、特別登録枠ではJリーグで選手登録している選手を1チーム2名まで別枠で登録可能です。2012年にキングカズこと三浦和良選手がFリーグに登録されたのはこの特別登録枠を使ったJリーグ選手枠での登録でした。
【スポンサー】
サポーターならば生活が左右されかねないスポンサー問題。応援するならばスポンサーはとても気になりますよね。
2021-2022シーズン、FリーグのオフィシャルスポンサーはABEMA・ABeam Consulting・伊藤園の3社です。
オフィシャルボールスポンサーはsfida。今季のボールもかっこいいですね!!
その他にオフィシャルパートナー、オフィシャルPRパートナー、オフィシャルサポートカンパニーの計11社が今季のリーグスポンサー・パートナーとなっています。
私は日頃から宗教上の理由で基本的にはサントリー(鹿島)かキリン(代表)の商品ばかり買っていますが、Fリーグを見始めてからは迷ったら伊藤園のお茶を買うことにしています。笑
2021–2022シーズン
先日、5月22日にF1に先駆けてF2の2021-2022シーズンが開幕しました。
F1は来たる6月5日に開幕し、F2と共に来年2022年1月16日までが開催期間となります。
私の応援している立川・府中アスレティックFCも6月5日、ホームのアリーナ立川立飛にてペスカドーラ町田との東京ダービーで開幕します。
緊急事態宣言下ではありますが、嬉しいことに入場制限付きで有観客での開催となりました。
選手、スタッフ、関係者のみなさん本当にありがとうございます!
試合を生で観れるってとっても幸せなこと!!
各クラブによって対応は変わってくると思いますが、基本的には入場制限付き有観客試合での開幕となるようですので、もしこれを読んで興味を持って下さった方がいましたら、是非!会場に足を運んでみてください!
これからの梅雨の時期、雨・風の心配がいらないのもFリーグの魅力のひとつですよ!
ちょっと気になる…!でも、このご時世だし試合に行くのはなぁ…という方!!
今季もF1はオフィシャルスポンサーのABEMAが全132試合を生中継してくれます!しかも、無料です!!
F2もELEVEN(※MyCujooから名称変更しました)にて全45試合インターネットのライブ配信が無料でされるのでリモート観戦も楽しめます!
また、スポーツ観戦情報アプリ「スポカレ」と連携することも発表されました。
試合日程やチケット情報の確認はスポカレからも可能です。フットサルだけでなく、サッカーや野球、バスケットボール等国内外のプロリーグ初め、日本代表戦やアマチュアスポーツなど含む、約100競技の試合日程やチケット情報が確認できるアプリなのでJサポでも十分に活用出来ます。
最後に
私もそうでしたが、フットサルに限らず興味はあるけどなかなかきっかけがない、ということは多いのではないでしょうか。大人になると好奇心旺盛な子供の時に比べて時間も限られてはくるし、なかなか新しいことを始めるのが億劫になりますよね。
だからこそ、きっかけはなんでもいいと思います。
イケメンの選手がいる!(立川・府中にはFリーグイケメンランキング1位でキャプテンの上村充哉選手もいますよ。笑)とか、母性本能をくすぐられるようなかわいい選手がいる!(ちなみに私のイチオシは金澤空選手です。笑)とか、推してるJクラブの下部組織出身の選手がいる!とか…!!関東圏のチームも多いので、近いから!という理由もありですね。
1年前、私はほんの小さなきっかけからボールを蹴るようになり、内田選手の影響でFリーグを見始めましたが、競技は違えど同じフットボール。Jサポだったらフットサルを観ても絶対に楽しいと思うし、みなさんのFリーグ観戦へのきっかけになれたら嬉しいです!!
書いた人
maaya
静岡県出身。旅行会社勤務。伊豆のSTAR⭐内田篤人が入団した2006年から鹿島アントラーズを応援。サッカー×旅を追求し、サッカーのためなら世界中どこまでも✈ 内田篤人は神様❤ 推しは安西幸輝⭐ マイブームはフットサル⚽
Twitter Instagram(Football) Instagram(Travel) note
ANTLOVERSのTwitter