【FutsalWC 観戦記 #4】決戦の地、カウナスへ!日本🇯🇵vsブラジル🇧🇷
執筆・撮影:maaya
Special Thanks:五十嵐メイ
編集:タケゴラ
#1〜#3はこちらから!
こんにちは!maayaです!
今回もフットサルワールドカップの試合観戦について書いていきたいと思います!
前回、ちらっとだけ予告をしましたが、日本代表のパラグアイ戦が終わってからブラジル戦までの間、私たちは様々な葛藤に悩まされていました。
コルリ不在のニッポンコール!?
パラグアイ戦の後に日本に帰ってしまったコールリーダーの太郎さんたちから託された、フットサル日本代表の応援。たった2人しかいない私たち日本人サポーターは私たちが応援をしないと始まりません。
ここまで日本代表を応援するために来たんだから、せめて、国歌斉唱後のニッポンコールだけはちゃんとやりたい!ほんの少しでも日本代表の後押しが出来るなら出来ることはしたい!そう思って約束をしました。国歌斉唱後のニッポンコールを2人でやります!と。
しかし、試合が終わって時間が経つにつれて、色々なことを思うようになってしまいました。これまたテレビカメラに抜かれるんじゃない…?(パラグアイ戦の時も結構映ってるよって連絡が来ました…)とか、さすがに私たち2人でニッポンコールってやばくない…?とか。
とは言っても、嘆いている暇もなければ、嘆いたら日本サポーターが増えるわけでもありません。フットサルとサッカー、競技は違えど長い間ゴール裏で過ごしてきた私たちはひとつの答えに辿り着きました。
恥ずかしがりながらニッポンコールをするくらいならやらないほうがいい。
選手たちにも想いを託してくれた太郎さんたちにも失礼。やるなら恥を捨てて全力でやろう!!
決戦の地!カウナスへ!
9月23日、私たちはFIFAフットサルワールドカップ ラウンド16の日本vsブラジルの試合が行われる、リトアニア第2の都市・カウナスへ。
ヴィリニュスからカウナスへは電車もしくはバスで向かうことが出来ますが、私たちは電車で向かうことにしました。
ヴィリニュス駅から電車に揺られること1時間半ほどで、カウナス駅に到着!!
カウナス駅のホームにあったモニュメント。ヴィリニュスまでは104kmだそうです。
カウナス駅からはタクシーでホテルへ。
マリオット系列ホテル・moxy
この日はカウナスの街の中心部にあり、アリーナにも程近いマリオット・インターナショナル系列のホテル、moxyに宿泊することにしました。
実はこのホテル、スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格、オシャレな空間が女性に人気と一時期話題になっており、日本にも東京・錦糸町と大阪・本町の2か所にあるマリオットグループの新ブランドホテルなのです。
一度、泊まってみたかったのですが、このご時世、なかなか行く機会もなく、カウナスでのホテルを探していた際に見つけてmoxyに決めました。フロントもフロント横にあるラウンジもオシャレ!
エレベーター横の壁には闘牛がいました!闘牛ってスペインだよね…?笑
夜になるとフロント横にあるラウンジはとても賑わっていましたが、エレベーターはカードキーでタッチしてからでないと動かないので、外部から客室階へ侵入の恐れが少なく、セキュリティ面も考えられているようでした。
お部屋はシングル2台のツインルームを予約していましたが、お部屋の掃除が間に合っていなかったようで、シングル1台・セミダブル1台の角部屋に。
水回りもシンプルでスタイリッシュ。ただ、洗面所にコンセントがありませんでした。ちょっと不便...。
テレビ横にはハンガーや鏡、荷物置きがかけられていましたが、このスタイルは初めて見ました!なんか新鮮...!
ラウンジではウェルカムドリンクの提供もあります。
私たちは支度をしてウェルカムドリンクを頂くと、カウナス城へ向かうことにしました。
映えスポット!?カウナス城
カウナス城へは、写真を撮るというたった一つの目的のために行きました。インスタ映えを求めて、それだけの目的でその場所へ行く…。この【#KAUNAS】のモニュメントを求めて…。女子旅あるあるですね!笑
カウナス城はカウナスの旧市街にあり、14世紀半ばにドイツ騎士団の侵攻に備えるために建てられたお城です。
ありました!!これこれ!!笑
一通り写真を撮ると、いよいよカウナス・アリーナへ!!
バルト三国最大のカウナス・アリーナ
今回、試合が行われるカウナス・アリーナは2011年に完成し、正式名称はジャルギリオ・アリーナ(Žalgirio Arena)。ヴィリニュス・アリーナ同様、大会期間中はFIFAの規定でカウナス・アリーナと呼ばれていました。
完成当初からバスケットボールチーム・BCジャルギリスの試合会場として使用されており、コンサートやアイスホッケー、ハンドボールなどのイベントにも対応出来る多目的アリーナです。2011年に開催されたユーロバスケットでは決勝戦などが行われ、バルト三国で一番大きなアリーナとして知られています。
駅からも市街地からも程近く、アクセスは抜群です。また、橋を渡った向かい側には大きなショッピングセンターもありました。
カウナス・アリーナに到着!!!
うわーーー!!テンション上がるううう!!!!!(2回目)
ヴィリニュス・アリーナよりもはるかに大きく、パッと見た時の存在感が違います!
MAIN ENTRANCEでワクチンパスポートを提示し、手荷物検査をして、今回は何も聞かれずにすぐに入ることが出来ました!笑
入口付近にパネルがあり、写真を撮っていると…
来ました!!イヴァルティト!!!
カウナスのイヴァルティトは少し小柄な…気が…。(小声)
イヴァルティトと戯れた後は、とりあえず飲みますか…!ということで一杯!
カウナス・アリーナのコンコースには大きな売店と飲食が可能なテーブルも複数あり、向かい側には小さなオフィシャルショップもありました。
明るいうちから飲むビールは美味しいね!!笑
この日、日本vsブラジルの前にカザフスタンvsタイの試合が行われていました。そのため、ビールを飲み終え、中へ入っていくと…
じゃーーーーーんっ!!!ちょうど試合中でした。
実は今回、私がFIFA Fan Movementのメンバーということで、FIFAにチケットを手配してもらえることになった私たち。本当にありがたい…!ただ、自分たちの席の場所がメインなのかバックなのかも分からないままアリーナに行っていました。
うん、近い…!!!なんと3列目の席でした!笑
そして、ベンチ裏…!しかも、前の2列はベンチ外の選手やスタッフの席…。ほぼ関係者席のような場所でした。まあ…考えてみたらそうなんだけどさ…もっと普通の席で良かったよ。笑
ラウンド16・ブラジル戦🇧🇷
カザフスタンvsタイの試合が終わり、いよいよ日本vsブラジルの試合です!
審判団・選手の入場が終わり、国歌斉唱です。
私たちはもう決めていました。恥を捨てて、ニッポンコールをすると…!
試合前に周りの人たちには日本応援してね!とここでも日本代表布教活動をし、近くにいた日本人を見つけ、一緒にニッポンコールをしてもらうことに!まあ、ほぼ強制ですよね。笑
(ニッポンコール以前に国歌斉唱している場面がしっかりと抜かれていた…)
ニィーーーッポン!!!
久しぶりにあんなに大きな声を出しました。笑
テレビでは恐らく雑音や実況・解説の方の声でほとんど聴こえていないと思いますが、結構声は出ていたはずです…。ただ、コロナ禍でコールの声の出し方を完全に忘れていました…。
試合は今まで観た中で一番息が止まりそうな試合でした。
開始4分、星翔太選手の先制点が決まり発狂!!!
目の前で応援している星翔太選手のゴールが観られて、本当にリトアニアまで来てよかった…!!と心の底から思いました。もうこの時点で半泣き。笑
しかし、そのわずか1分後にブラジルに入れられてしまいました。もう感情のコントロールが本当に難しい…。でも、フットサルは残り1秒まで何が起こるか分からないことを私は知っています。
1−1で折り返し、2ndピリオドを迎えると、日本代表のベンチ外選手とスタッフが私たちの方の席にやってきました。初めてこんなに間近で試合中の関係者の様子を見ることになったのですが、声掛けや指示など本当にチーム一丸となって日の丸を背負って戦っているんだなと感じました。
最後までお互い、決して一歩も譲ることのない熱い戦いでしたが、日本は2−4で敗退。フットサル日本代表の2021年のワールドカップはベスト16という結果で終わりました。
試合は負けてしまったけど、選手のみなさんの最後の1秒まで諦めずに戦う姿が本当にかっこよかったです!!!
試合が終わり、すごい喪失感…。
しかも、外は結構な雨でした。まるで、私たちの心の中をお天道様に読まれているかのような…。
でも、本当にリトアニアまでフットサルワールドカップを観に行って良かったと心の底から思ったし、星翔太選手が目の前でゴールを決めてくれて本当に嬉しかったです!!
そして、あの激闘を生観戦出来た数少ない日本人ということがとても誇りです!
選手・スタッフの皆さん、ありがとうございました!!
ということで、そろそろ帰国の時間です。
次回はみなさんが気になっている、海外に行ったら帰国してからが大変!?入国にはどれくらい時間がかかるのか…?について書いていきたいと思います!
では、お楽しみにー!!
書いた人
maaya
静岡県出身。旅行会社勤務。伊豆のSTAR⭐内田篤人が入団した2006年から鹿島アントラーズを応援。サッカー×旅を追求し、サッカーのためなら世界中どこまでも✈ 内田篤人は神様❤ 推しは安西幸輝⭐ マイブームはフットサル⚽
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