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楽しく資源を回収するエコステーション「E-DOME」
こんにちは、パートナーセールスチームの島袋です。
今日は5月30日、ごみゼロの日です!ごみゼロの日にちなんで、今回のnoteではクラブパートナーの東洋製罐グループ様と実施している資源循環の実証実験プロジェクトについてご紹介します。
東洋製罐グループの取り組む循環社会「Package to Package」
包装容器は暮らしのインフラとして、必要な人や地域に食べ物、飲み物、生活用品を届け、保存性を高めて食品ロスや飢餓を無くすなど、社会課題の解決に大きく寄与しています。一方で、近年では環境配慮の課題から、すぐごみになってしまいがちな包装容器の在り方が問われています。
東洋製罐グループ様は、包装容器の循環社会「Package to Package」の実現を目指しています。その取り組みの一環として4月下旬、鹿島アントラーズのつくばアカデミーセンターにPETボトルキャップ回収機能を持つエコステーション「E-DOME」を設置しました。
容器を循環再生させるには、しっかりと分別・回収することが重要です。今回設置した「E-DOME」は、より多くの人が分別・回収したくなるような、楽しくPETボトルキャップを回収する仕組みを備えています。
エコステーション「E-DOME」とは?
一般的なエコステーションは、ごみ箱が並んでいるイメージですが、「E-DOME」は釘やネジなどを使わない、リサイクル可能なダンボール製テントDAN DAN DOMEを利用し、ついつい入ってみたくなるデザインが特長です。人が入ることもできる広いスペースがあるので、リサイクル品の回収だけではなく、コミュニケーションの場としても利用可能です。
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「E-DOME」は、Ecoなドームという意味と、鹿島アントラーズの2022年のクラブスローガンである「Football Dream-いどむ-」にちなんで命名しました。
ドームはみんなで楽しく組み立てました。
分別したくなるPETボトルキャップ回収機「キャプテンBOX」
「E-DOME」の中には、PETボトルのキャップを回収する「キャプテンBOX」を設置しています。上部からキャップを入れ、レバーではじきながらゴールを目指すゲームが楽しめる仕掛けになっています。回収したキャップは、東洋製罐グループ様がキャップの循環再生のための研究開発に利用します。
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「キャプテンBOX」はキャップで点(テン)を決める回収箱(BOX)という意味で、サッカーにおけるキャプテンのように責任感とリーダーシップを持って、ゲームを楽しく進めて回収・分別を行って欲しいという想いを込めています。
PETボトルのキャップを回収しているだけとは思えない盛り上がり方です!
なぜ、つくばアカデミーセンターに「E-DOME」?
今回、つくばアカデミーセンターにE-DOMEを設置したのは以下のような目的があります。
・キャップとボトルが分別して回収されると、プラスチックが資源として循環することを子どもたちに体験してもらう
・体験を通して、容器やプラスチックとの上手な付き合い方を感じてもらう
・やらされる分別・回収ではなく、回収にゲーム性を持たせ、継続性の実証実験を行う
実際にアカデミーの選手たちも楽しみながら「E-DOME」を設置し、キャップ回収を楽しみ、SDGsや環境について考える機会を持つことができました。選手2人も素敵な感想を伝えてくれました。
鹿島アントラーズつくばジュニア 佐藤快翔 小5
「キャプテンBOXを通じて、SDGsや環境について考えるいい機会となりました!」
鹿島アントラーズつくばジュニア 金本來篤 小5
「キャプテンBOXをしてみた感想は、実際のサッカーで点を取った感じになれすごく楽しいゲームです」
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今後の取組
今後は、年間を通じて「キャプテンBOX」を運用し、集めたキャップからノベルティを作成する予定です。実際に集めたキャップがモノに生まれ変わることを体験してもらうことで、資源循環をこどもたちに感じてもらいたいと思っています。東洋製罐グループ様とは、今回のプロジェクト以外にもカシマスタジアムのごみ回収エリア改善など、今後も共同で取り組んでいく予定です。
それではまた次回のnoteで。