転職者たちの声~アントラーズへ飛び込んでみて~
こんにちは、人事・労政チームの井坂です。
現在、鹿島アントラーズではフロントスタッフ(事業運営側)を絶賛募集しています。
以前にもアントラーズへ転職してきた社員の座談会をnoteにてご紹介しましたが、新しい社員も続々と増えてきましたので、改めて新入社員に集まってもらい、アントラーズ入社までの経緯や入社後に感じていることなど、率直に話してもらいました。
【参加者】※左から
番矢さん(パートナーセールスG)2023年10月入社
ー 広告代理店/コンサルティング会社を経て入社。新規パートナー開拓を中心としたセールス業務を担当。
箕輪さん(パートナーセールスG)2023年10月入社
ー 出版社/デジタルマーケティング会社を経て入社。主に既存パートナーとの連携強化・アクティベーション業務を担当。
天野さん(総務・人事G)2023年9月入社
ー IT企業/ベンチャー企業を経て入社。労務を中心に人事業務全般を担当。
國分さん(コンシューマーG)2023年1月入社
ー マーケティング会社を経て入社。ファンディヴェロップメント全般、SÓCIO・ファンクラブ・チケット全体管理を務める。
鹿島アントラーズに入社するまで
ー 鹿島アントラーズに入社するまでの経緯についてお伺いします。
國分:私には「Jリーグの多くのスタジアムを満員にしたい」という夢があります。香川真司選手(現セレッソ大阪)が在籍していたボルシア・ドルトムントの試合を観に行ったことがあるのですが、その時の満員のスタジアムが醸し出す異様な雰囲気が強烈に印象に残っており、日本でもこんな体験ができる環境をつくりたいと思ったのがきっかけの一つです。
ただ、新卒の時点ではクラブへ貢献できるスキルをまだ持ち合わせていないことを自覚していましたので、マーケティング会社に就職し、自身のスキルを磨いてきました。その後、プロスポーツクラブのチケッティング領域の業務に関わるチャンスがあり、スポーツとの接点をつかむことができました。約4年間その業務に従事してきましたが、鹿島アントラーズの採用募集を目にする機会があり、応募することにしてみました。
箕輪:私は鹿島アントラーズのホームタウンの一つである潮来市の出身です。生まれたときにちょうどJリーグができたので、子どもの頃からずっと鹿島アントラーズのファンでした。社会人になるタイミングで「サッカーに関わる仕事に携わりたいな」と感じてはいたものの、当時はそういった仕事がなく、一般企業でスキル・経験を積むことにしました。
その後、コロナ禍をきっかけに当時勤めていた会社にもリモートワークが導入され、そのときに思いきって東京から地元の潮来市へ住まいを移すことにしました。そこで、地元の自然や雰囲気の良さに改めて気づくことができました。
その際、ちょうど鹿島アントラーズで採用募集がありました。私はマーケティング会社にいたので、そのスキル・経験を生かした仕事ができると考えました。また、鹿島アントラーズが持つアセットを生かす仕事もしてみたいと思っていました。
天野:将来的にスポーツに関わる仕事に就きたいと子どものころから漠然と思っていました。社会人になってからは主に人事・労務領域でキャリアを積んできましたが、その職種の採用を行っているプロスポーツチームはほぼなく、あったとしても条件が私自身のライフステージと上手くマッチすることがなかったため、プロスポーツクラブで働くことは諦めていました。
そのような中で、鹿島アントラーズが人事・労務職を募集していることをたまたま知りました。クラブハウスと自身の居住地が離れていることもあり、最初は「実際に働くことは難しいだろう」と思っていましたが、鹿島アントラーズのオンライン採用イベントに参加して、リモートワークを柔軟に活用していることや遠距離通勤へのサポートがあることを知り、思いきって応募することにしました。
番矢:私もスポーツがずっと好きで、3年前までは現役選手としてアメフトの国内トップリーグでプレーを継続していました。選手生活を終えた後も、自分を育ててくれたスポーツに対してビジネスで何らか貢献を続けていきたいと考えており、広告代理店時代の最後3年間はサッカービジネスの部署で様々な業務に取り組んできました。その中で、日本のスポーツには様々なビジネス上の課題が存在し、潜在的なポテンシャルがまだまだ存在することに気づきました。同時に、多くのステークホルダーとやり取りする中で、直面している課題に対してスピード感をもってストレートなアプローチが可能なコンテンツホルダー側で働いてみたいと強く思うようになりました。
その後、鹿島アントラーズが採用募集を行っていることを偶然知りました。決して都会とはいえないエリアで地域に根差しながら、トップクラブとして世界と戦うクラブのビジネスに貢献することに大きな夢・ロマンを感じ、応募に至りました。小泉さん(代表取締役社長)が、様々なメディア等で発信しているビジョン・構想が他の組織とは一線を画していたことも、アントラーズで働きたいと感じた理由の一つです。
入社後してわかったこと
ー 鹿島アントラーズへ入社してみて、気づいたことはありますか?
番矢:入社前は、プロチームとフロントスタッフがもっと分かれて仕事をしているのかと思っていましたが、入社してみて思っていた以上に選手と交わる機会が多いなと感じました。
箕輪:ここでは挙げきれないですが、柳沢 敦さん、小笠原 満男さん、中田 浩二さん、曽ケ端 準さんといったレジェンドOBが普通にクラブハウスにいる環境は不思議な感覚です。
天野:同感です! 私は中田 浩二さんと同じ部屋で普段仕事をしていますが、ワールドカップにも出場したレジェンドと一緒に毎日同じ部屋でデスクに向かっているのは、今でも不思議です。
番矢:会社の規模感とも関係していますが、経営陣との距離が非常に近いことも特徴だと感じています。実際に小泉さんをはじめとする取締役の方々とSlackで直接業務上のやりとりを行ったり、オフィスやスタジアムで通りがかりにコミュニケーションをとる機会が多いです。これまでの会社人生を振り返っても、新鮮な環境だと感じています。
天野:確かに社員皆の顔を覚えられるくらいの規模感なので、部門・チームを跨いで仕事をするときも顔を思い浮かべながら仕事ができます。管理部門の私も含めて、試合開催日は運営業務にあたっていますが、そのときの一体感にも繋がっているように思います。
箕輪:経営陣との距離感で言えば、毎週行われる経営会議の議事録のサマリーが全社員にシェアされており、経営陣の意思決定のプロセスが明確なのも特徴的ですね。その内容を踏まえながら、日々の仕事にも取り組むことができるので、会社全体の方向性と日々の業務とが乖離していく感覚は少ないです。
國分:私はファンだったときと比べてチームの勝敗に対する捉え方が変わりました。それまでは感情的に捉えるだけでしたが、今は「もう少しお客様が入っていたら、スタジアムの雰囲気も変わって、チームの勝利により貢献できたのでは?」とチーム目線で考えることが多くなりました。
ー これまで培ってきた中で、入社後に活かすことができたスキル・経験はありますか?
天野:私は人事領域を担当していますが、これまでのキャリアで培った人事・労務全般のスキルや経験が十分に活かせていると感じています。「プロフットボールクラブで働く」と聞くと、その特殊性に目が行きがちになりますが、鹿島アントラーズも一企業であり、法令や人事制度などは一般的な企業と共通している部分が多いです。
箕輪:パートナーセールスGの仕事柄、社内外の人を巻き込んで仕事を進めることが求められますが、さまざまなステークホルダーと関係性を構築するスキルや経験はとても役立っています。
番矢:あと、パートナーセールスG唯一のホームタウン出身者!
箕輪:そうでした! 地元に関する知識や土地勘はアドバンテージになっている部分もあると思います。
番矢:私はどういったスキルや経験でも活かせるチャンスがあると思っています。言い換えると「どういった経験を活かすか?」は自分次第であることが面白さであるとも言えます。私は新規パートナー企業の開拓を中心に取り組んでおり、様々な業界の方とご一緒させていただく機会が多いのですが、一見スポーツに全く関係ないような領域でも過去の業務経験や知見、交友関係が活きることが驚くほど多く、まさに今まで人生で経験してきたことすべてが、日々の業務につながる可能性があると実感しています。
國分:皆さんがお話されているとおり、人を巻き込む力をはじめ、色々なスキルや経験を活かせる場があるなと感じています。あとは、活躍される社員の方々に話を訊いてみると共通して「強いパッションとそのパッションに基づいて業務をやり切った経験」を持っている方が多いと感じます。
鹿島アントラーズのある暮らし
ー 鹿行地域の良いところは?
箕輪:とにかく食べものがおいしい。お米、レンコン、メロン、干し芋など、挙げればキリがないですが、なんでもおいしいです。
番矢:ふらっと入ったお店もおいしいですね。
箕輪:東京にも自動車で1時間半程度で行けるので、パートナーへの訪問やプライベートで東京に行くときも負担はそこまでないですね。
國分:子どもがいる身としては、自然がたくさんあるのはいいですね。一面緑の広いところで子供を遊ばせることができます。エピソードが一つあって、全長がこぶし大くらいのカマキリが私の車に止まっていたので、当時2歳だった子どもに見せてあげたのですが、そのときのことを未だに話します。子どもの記憶に強く刻み込むことができる環境がそこら中にあるのはとてもいいですね。
天野:環境という点では、さすがサッカーの街だけあって、サッカーグラウンドの数はとても多いですね。
ー 通勤はどうしていますか?
天野:私は千葉県の中でも都心寄りの地域に住んでいますが、クラブハウスまで毎日1時間半程度かけて自動車で通勤しています。事故のリスクが高そうな天候のときはリモートワークに切り替えるなど、会社の制度を柔軟に活用するようにしています。
番矢:私は家族が首都圏に住んでいるので、二拠点生活の形をとっています。自動車での移動が中心となりますが、その間は業務についてあれこれ考えるいい時間になります。また、パートナーへの往訪で同僚と一緒に移動するときは、ざっくばらんにディスカッションする機会にもなります。
箕輪:潮来市に居住しており、自動車で通勤しています。満員電車に乗らなくてよいのが本当に良いですね。
國分:自動車通勤のデメリットを強いてあげるとするとやはり歩かなくなったことですね。意識的に運動する機会を作らないといけませんね。
箕輪:でも、フロントスタッフはカシマスタジアムにあるウェルネスプラザを無料で利用できますし、社員同士で健康サッカー(しかも選手が使用するグラウンドで!)も開催されているので、運動のきっかけはたくさんありますよ。
鹿島アントラーズで活躍できる人材とは?
ー 最後に鹿島アントラーズで活躍できる人材についてお尋ねします。
番矢:個人的には、日本におけるスポーツビジネスの現況に対して、自ら課題感を感じていて「もっと良くしていきたい」という明確な意思を持っている方が向いていると考えています。私自身はクラブのビジネスを通して地域社会や業界を今以上に明るくハッピーにビジョナリーにしていくことに貢献していきたいと考えています。まずは持続可能なビジネスとしてしっかりお金を稼ぎながら、クラブがハブとなり様々なステークホルダーを巻き込み、金銭面でも精神面でも社会に価値を提供していくエコシステムを創っていきたいです!
國分:私は鹿島アントラーズが好きでなくてもよいと思っています。ただ、「鹿島アントラーズでこういうことを成し遂げたい」というパッションは必要で、入ることがゴールになると難しいなと感じています。
箕輪:いろいろな分野に首を突っ込める会社なので、その環境を好機と捉えて、好奇心をもってアンテナを張り、見たり聞いたりしたことを会社に積極的にシェア・還元できる人が向いていると思います。「私はこの領域だけやっていればいい」という考えでは難しいかも。
天野:私も箕輪さんと似た考えですね。鹿島アントラーズは規模的に大きい会社ではない一方で、取り巻く環境の変化が大きい会社だと思います。各社員が「Be a Pro」として専門性を高めることも重要ですが、特定の業務のみに固執する考え方では難しいかと思います。何か自身にとって新しい領域の業務にぶつかったときも「とりあえずやってみよう!」と考えられる方がよいと思います。
鹿島アントラーズではフロントスタッフを絶賛募集中です!
鹿島アントラーズではパートナーセールスの広告営業のセールス担当、パートナー企業の冠試合の企画などを行うアクティベーション担当を募集しています。さらに、マーケティングポジションの募集も新たに開始しました!
アントラーズのミッション・バリューに共感し、ご自身のスキルや経験をプロフットボールクラブという場で存分に発揮してくれる方をぜひお待ちしております!
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それではまた次回のnoteで。