『君たちはどう生きるか』ーシュールレアリスムから考えるジブリ
◾️シュールレアリスムとの出会い
去年の7月にポーラ美術館にいった際や、今年の1月に国立西洋美術でピカソを見てから、シュールレアリスムが気になっていたため、巌谷國士さんの『シュールレアリスムとは何か』を手に取りました。『シュールレアリスムとは何か』は、「シュールレアリスム」「メルヘン」「ユートピア」の3部構成になっており、特に「シュールレアリスム」の中では、アンドレ・ブルトンの自動記述を中心に、現実から生まれる強度な現実がシュールレアリスムであるということが述べられていました