新コロナ感染症 対策 サプリメント
こんにちはー 元 町医者の K です。
新コロナ対策もあとはワクチン待ち、が大きな出来事です。
ワクチンがいくつも作られる予定ですが、
すべてが新コロナに十分にきくのか? というと実験してみないと分からない というのがホントのところだと思います。
臨床治験(ひとを使って実験してみること)が始まるような報道があったようです。 もしかなり有効だとしても、アメリカやその他の外国でのお話です。
日本人に同じように有効だという保証は今のところありません。
あまり効かないのでは? とういことも十分ありえます。
あと何かすることは?あるかな? と考えると サプリメントかな?
と思います。
抗加齢医学会の専門医など ある程度 正しいサプリメントの知識がある
医師が飲んでいるサプリメントの一つに ビタミンD があります。
科学的に全部は解明できてない、と思いますが補充した方がよい
ビタミンです。 日本のデータは正確ではないですが、不足しているだろうと予想されています。
商品のおすすめなどを書くと、いろいろややこしくなるので
書きませんが、一般に販売されているものは残念ながら吸収があまりよくないようなデータです。 でも全く吸収できないわけではないはず。
飲みすぎに注意して 感染症対策の大きな柱として、ビタミンDは
おすすめの一つです。
以下の画像は笑顔が素敵だからもありますが、 ビタミンDが活性化するにはある程度の日光が必要です。
引用は上記からで項目で大切そうな事をまとめます。
・成人の1日のビタミンD摂取量の指標とされる、5.5 μgすべてを体内で生成するとした場合に必要な日光浴の時間を検討
・両手・顔を晴天日の太陽光に露出したと仮定した場合、紫外線の弱い冬の12月の正午では、那覇で8分、つくばでは22分の日光浴で必要量のビタミンDを生成することができるものの、緯度の高い札幌では、つくばの3倍以上の76分日光浴をしないと必要量のビタミンDを生成しないことが判りました
・表2. 5.5 μgのビタミンDを生成するのに必要な、各地・各時刻での日光照射時間
7月 12月
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9時 12時 15時 9時 12時 15時
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札幌 7.4分 4.6分 13.3分 497.4分 76.4分 2741.7分
つくば 5.9分 3.5分 10.1分 106.0分 22.4分 271.3分
那覇 8.8分 2.9分 5.3分 78.0分 7.5分 17.0分
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・紫外線を過度に浴びすぎると、シミや皮膚の黒化、場合によっては日光角化症や皮膚がんなどの原因となることが懸念されます。その目安として、WHO等は皮膚に紅斑を起こす最少の紫外線量を、最少紅斑紫外線量(1 MED)として定義しています。この量以上の紫外線を頻繁に浴びることによって、上記疾病の危険性が高まります。しかし我々の試算によると、1 MEDに達するまでには、必要なビタミンDを生成する紫外線照射時間の約4~6倍の時間が必要となります。この範囲内で適度な日光浴を行い、十分な量のビタミンDを補給することが、健康な生活を維持するために必要と考えられます。
ビタミンDはビタミンD2からビタミンD7まで6種類あります。しかし、体内で効果的に作用するのは、そのうちビタミンD2とビタミンD3です。ビタミンD2は一部のキノコ類に多く存在しますが、通常の食事の材料となる穀物、果実、海藻、野菜類には事実上含まれていません。また、大方の肉類についても含有量は非常に少なくこれらの食事からの摂取は期待されません。しかし、多くの魚類には、その種類によってその含有量は異なりますが、ビタミンD3が豊富に含まれているので、魚類を摂取することによって、ビタミンDを十分に体内に取り入れることは可能です。魚類を十分に摂取していない方々で、特に必要以上に紫外線を回避している母親の母乳栄養児、また、寝たきり、外出を好まないお年寄り、さらに紫外線を極端に回避している女性などは、ビタミンD不足による弊害が生じかねません。紫外線と上手に付き合うことや、場合によってはビタミンDの補給剤の服用も必要でしょう。
含有量 (µg/100g)
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イクラ 44.0
きくらげ (ゆで) 39.4
白さけ(焼) 39.4
紅さけ(焼) 38.4
うなぎ (蒲焼) 19.0
さんま (焼) 15.3
まいわし (焼) 10.2
たらこ (焼) 10.1
卵黄 5.9
くろまぐろ赤身 (生) 5.0
真あじ (焼) 1.9
豚 (肝) 1.3
★ 食べ物もビタミンDが多いものはすこし、かたよりがあります。
ある程度の日光(紫外線)をあびて ビタミンDを補給して免疫状態を
すこしでも向上させましよう。 ある程度日光をあびれば、かなりのビタミンDが体内で生成されます。
では。
医療系の情報提示します。 未公開の情報もありますが、ある程度の証拠はあるものです。 統計を使用して証明するのは難しいです。 ですが、これなら間違いなく効くはずだという事はあります。 問題は合併症などのリスクをどう考えるか? です。 皆様の健康維持にお役にたつとうれしいです。