モラトリアムの戸を叩く2
そんなこんなでほぼほぼ4月の記憶はない
ただしんどかったのは何となく覚えている
教授といっても、ベテランの方の教授もその時期に、見事に焦る学生を相手にどう話そうか考えたに違いない
悩み方が急で雑な私に
何も知らない、なにも情報がない状態で悶々とする愚かな18歳を還暦そこらの高尚なおじ様の目にはどう写ったのか
今となっては若干想像出来て大いに恥
でも、やらぬ後悔よりは何倍もマシだし
何より私が相談を持ちかけた3人の教授には今もすごくお世話になっている
ちなみに5月の記憶なんて最も無い
高校時代から大切に大切に付き合っていた彼との関係が危なくなっていたくらいで