vs鳥栖戦について
試合結果
得点者
鳥栖 鹿島
森谷27m 名古34m
小野70m 鈴木91m
名古の鹿島初ゴール
今回の試合の一つのポイントは名古の鹿島初ゴールがあったことです。
それまで適正ポジションはどこなのか?
鹿島にあっているのか?
本当に必要なピースなのか?と様々な論争があった中で
名古は仲間と共に現在の424フォーメーションに組み込まれてから
攻撃の組み立てと、守備の要の一人としてぴったりと合致し
鹿島の5連勝、7試合無敗に大いに貢献してきました。
これだけでも十分ですが、今回のゴールはその実績の一つの証明にもなったでしょう。
また、セットプレーからの得点が多かった鹿島アントラーズですが
ここにきて綺麗な流れの中からの得点が産まれたことは
好材料だと思います。
今後の戦術の幅を増やす切掛になったことでしょう。
負け試合を勝ち試合に
ヴィッセル神戸の試合で圧倒的に負けていた中での得点
不可解な得点取り消しの中で再度同じ形での得点の取り返し
いつも試合の重要な場面で鈴木優磨はゴールを決めてきました。
ストライカーとして
チームの屋台骨、大黒柱として
自分の役割を全うするところに
漢としての美学が詰まっていますが
今回の試合も、先制点を奪われ、名古が取り返したときのアシスト
更に、また勝ち越され
その後、不可解なPKの見過ごしなど苦しい展開で
敗戦濃厚となった今節でしたが
鈴木優磨は諦めず、試合終盤に同点ゴールでチームに貴重な
勝ち点1をもたらしました。
彼が今の鹿島の象徴であることは誰もが認めるところですが
それを再度証明した形になりました。
脱ジーコ、脱鈴木優磨は必要か
今の鹿島アントラーズのテーマに脱ジーコというのがありました。
ジーコは鹿島の象徴です。
彼がチームの骨を作り、30年の栄光を築き上げました。
彼のジーコイズムはチームの選手に息づき
大きな潮流となっていましたが
リーグのレベルが上がり
それだけでは優勝ができなくなってきている中で
新たな鹿島を作ろうとしているのはサポなら既知のことです。
しかしそれと同時に
新しい鹿島が始動しましたが
試合の勝敗が鈴木優磨に依存しすぎている現実があります。
鈴木優磨が居ない時間で得点を出来る展開が少なく
彼なしでチームを作る必要が今後の課題となってくるでしょう。
何故か続く鹿島不利の判定
FC東京戦で関川がディエゴに触った際に、倒れてPKになったときに
触って手のアクションがあるので多少ダイブ気味でもVARで見てファール判定になった問題。その結果試合は引き分けになったわけですが
それでも審判の言うことが正しいのであれば岩政監督も言っていたとおりそれに合わせて競技を続けるべきで適応していくべきなのでしょう。
しかし、今回鳥栖戦で鹿島のカイキがペナルティエリアでドリブルをした際に、相手DFが出した足に躓きましたが、フットボールコンタクトの範疇として見逃された問題。
前者が簡単にファールとなり、後者が見逃されるのは審判が別の人間であるという問題はありますが
やはり競技としての公平性が著しく失われていると言わざるを得ません。
私が鹿島サポーターだからそう感じるのでしょうか。
そうであれば良いのですが
実際に不公平な判定であれば是正をお願いしたいところです。
次戦浦和への期待と不安
鹿島アントラーズは良い意味で空気を読まないチームです。
どんなに劣勢でもただでは負けないし
アウェーでこそ燃えるクラブです。
なので鈴木優磨を始めとした鹿島アントラーズは圧倒的アウェーが予想される埼玉スタジアムで力を存分に発揮することに疑いはないのですが
審判が最近特に劣化が激しい。
あのアウェーの中で中立に判定できるのだろうか。
試合に影響する判定をできるのだろうか。
心配です。
また、これまで無失点に抑えてきた鹿島アントラーズですが
鳥栖相手には二失点。
完璧に対策をされてしまっていました。
ここを岩政監督はどのように対策してくるでしょうか。
何も対策がなければすんなり負ける可能性があります。
是非、素晴らしい勝ちで埼スタを黙らせて欲しいものです。
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