人間、見たいものしか見えてない
ある日、友人と映画の話になった。
同じ映画を見ているのに
私と友人、見ている視点がまるで違う。
人間が違うんだから、そりゃ視点が違うのは当たり前っちゃ当たり前のことなのだけれど
私はわりとストーリーや話の本質、作者の伝えたいことが気になるタイプ
一方で友人は、俳優さんのバキバキの腹筋を見ていたらしい。
いや、私だって俳優がカッコイイって思うときはある。
でも
でも
たぶん腹筋は気にしたことないわ
(友人よ、否定しているわけではない)
同じものを見ているのに
目に入っているものがまるで違う。
「人間ならば誰にでも、現実の全てが見えるわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない」
そう言葉を残したのはユリウス・カエサル
そりゃあ夫婦や親子の間でも
意見が食い違うわけで。
目の前の現実を切り取るのは自分。
自分の見えてる世界と
見えない他人の世界
どちらも大切にできたら
きっと世界はやさしい。
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