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日本酒のお話~番外編 出雲 旭日酒造さんで楽しい試飲体験と御酒飲帳

こんにちは木咲杏です。
「美味しい~」しか語彙がないため、日本酒の記事は進雅に任せているのですが、また試飲の機会がありました。

10月の秋晴れのある日、須佐神社から出雲大社のお詣りハシゴのあと
いつものように、神社とその周辺の地酒探し。

今回は、出雲市の旭日酒造さんへ立ち寄ることに…。

JR/一畑電車の出雲市駅からほど近いアーケード商店街の中にあります。
商店街なので少しホントにここかなあと思いながら探しましたが、杉玉を見つけ安心。

そう、この旭日酒造さんの代表銘柄は「☩旭日」
コレは「じゅうじあさひ」と読むんだそうです。

パンフレット

旭日酒造さんのサイトに由来が記載されていますが、なんかおしゃれですよね。

ここは、試飲ができるということで、当然のことながら頂きました(笑)。
お店にの一角に自動で注いでくれる機械が置いてあります。

試飲用の機械

なんと100円で6種類も飲めるというから感激。
お店のかたにお願いすると、小さなプラカップとコイン6枚を手渡してくれました。

コインを1枚ずつ機械に入れると、自動で10㎖ずつカップに注いでくれます。
機械のボタンのところにお店の方おススメの試飲の順番が数字で貼ってありますのでその通りに飲んでいきます。

お品書きは…
①純米吟醸 ☩旭日
 佐香錦 55% アルコール15% 日本酒度+6
②純米吟醸 八千矛
 山田錦 55% アルコール15% 日本酒度+6
③生酛純米吟醸 ☩旭日 150周年記念
 改良雄町 60% アルコール15% 日本酒度+3
④純米酒 ☩旭日
 五百万石 70% アルコール15% 日本酒度+9
⑤生酛純米 鏡草
 雄町 70%精米 アルコール18% 日本酒度+10.5
⑥純米原酒 ☩旭日
 改良雄町 70% アルコール18% 日本酒度+15


今回は個別の銘柄ごとの味についてというより、感じたことがありまして。

使用されているお米ももちろんそれぞれ違うのですが、米の違いというよりはなんでしょうか…。
同じように米と水(と酵母)で作るのに、これだけ味に違いが出るとは…というのが今回の試飲の感想です。

言ってみれば「は?何言ってんの?当たり前でしょ?」なことなのは重々承知の上です。
もちろんこれまでも理屈としてはわかっていたつもりですし、色々飲んでみて感じてきたことではあるんですが、今回ほど実感したことはありませんでした。

つまりこの旭日酒造さんがいかに自在な味づくりを可能にされているということでもあるし、日本国中の酒蔵さんの数だけ、もとより銘柄の数だけの味があるはずなんですよね。

そのことを本当に感じましたね…。
生きている間に現存するすべての日本酒を味わうことなんて到底無理であろうことが心底残念。


あとは非常に雑な分類で申し訳ないのですが精米度合というもの、この違いかな?というのを今回楽しみましたね。

鼻に抜けるさわやか感やスッキリした喉越しが欲しい気分の時には55-60%のものにしてみる感じで、ひと口から色んな要素を感じとり、濃厚で飲みごたえをたっぷり味わうには70%くらいのものだと、次から次へと口の中で変わる感覚を楽しめるのかなあ…なんて思いながらカップを置きました。

パンフレットより


300㎖ですが立派な箱

八千矛というお酒は、出雲大社の御神酒として納められている、ということだけを頭に入れて行ったわけですが
これは旭日酒造さんが、もともとの製造元である古川酒造さんから引き継いだものだそうです。

なので、八千矛 と ☩旭日<佐香錦> を頂いて帰ることにしました。

佐香神社というのは、実は初めてその存在を知ったのですが、この佐香錦という島根県の酒米は、その神社から名を頂いたものだそうで。

そちらのお味などは、「出雲大社と八千矛」「佐香神社と☩旭日<佐香錦>」の記事のほうでまた。(*^-^*)

そう、そして今回はお酒のほかにも面白いお土産があります。

その名も御酒飲帳。
4色くらいありましたが、気分が明るくなるねってことでこの色を選びました。

御酒飲帳表紙

加盟する酒蔵で購入の際に提示すると…何か印になるようなものが頂けるようです。
こちら旭日酒造さんではこんなお印を頂戴しました。かっこいいですよねえ。

御酒飲帳見開きと旭日酒造さんステッカー

というわけで盛り沢山の楽しいひと時を過ごさせていただきました。

ありがとうございます(^-^)

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