「好き」が見つかると世界が動き出す
秋になったら「芋・栗・南瓜」
今日は娘と2人でランチ
といっても
おしゃれなカフェとかじゃなくて
ラーメン屋さんに行きました。
娘がお腹にいた時に
つわりがひどくて
食事ものどを通らなかったのに
唯一おいしく食べられたのが
この店のみそラーメン!
だからなのか
娘も大好きなラーメンを食べて
心もお腹も大満足
帰りにセコマ(コンビニ)に寄って
かぼちゃプリンを買いました。
秋は何と言っても
芋・栗・南瓜です。
真夜中の「音」の正体は?
中2から行き渋りが始まった娘
夏休みや冬休みの
部活がない日は
他の子もみんな休んでるから
自分が休むことを
否定的に感じることなく
安心して休めたようです。
そんな時は気分もよく
お菓子やパンを作っていました。
わたしはお菓子作りが
あまり得意じゃないので
クッキーくらいは焼いたこと
あったと思いますが
子どものために
お菓子作りなんて
やったことはないんです。
でも娘は100均でいろいろな
グッズを揃えて
材料も通販で頼んで
レシピを片手に
とても上手に作るわけです。
そして出来上がった
お菓子やパンは本当に
美味しい!
作るたびに
「おいしい」「お店で買ったみたい」
と喜ぶ母。
そうすると
また新しいレシピを探してきて
作ってくれるので
「最高!」「天才!」
って大絶賛しました。
その後
高1で完全に不登校になって
動き出すまでには
それなりの時間がかかったので
大好きなお菓子作りも
しばらくできませんでした。
でも、まだ昼夜逆転していた
ある日
真夜中に
ドンッ! バンッ!
という音が1階から聞こえました。
わたしは寝ぼけながら
地震にしては揺れてないけど
何の音だろう?
なんて夢の中で思っていました
2階で寝ていたので
様子を見に行くこともしませんでした
次の日の朝
1階へ下りて行くと
テーブルの上に
置いてあったのは
シナモンロール!
わたしの大好物です。
娘よ!ありがとう♡
真夜中の
あの凄い音は
パン生地をこねる音だったのか!
ご存じだと思いますが
パン作りは本当に大変な作業で
わたしは何度挑戦しても
うまくいった試しがないんです
生地を発酵させるのには
温度や時間の管理が大事ですし
生地をこねたりたり伸ばしたり
手間ひまがかかります。
娘はこの一連の作業を
真夜中にやっていたんです
そしてこれが娘なりの
ストレス解消法だったんですね。
その後もたびたび
真夜中にパンをたたきつける音が
響くと
「ストレス溜まってるのかな?」
なんて思いました。
「好きなこと」を見つけると起こること
わたしも娘も食べることが好きです
評判のいいお店に食べに行ったり
美味しそうなレシピを見つけては
作ってみたりします。
こうした共通の話題があると
お互いに発見があり
対等な関係でいられます。
そして
娘は食べることだけでなく
自分で作ることにも興味を持って
その世界を広げていきました。
本だけでなく
YouTubeやpodcastから
自分の知りたい情報を
どんどん集めて吸収しています。
世界各国の食文化
食べ物と健康の関係
好きなことなら
誰も何も言わなくても
自分で前に進んで行きます。
そんな娘を見てわたしは
自分が好きだと感じたこと
興味を持ったことが
仕事につながってくれたらいいな
と思うようになりなりました。
安全な道を選んでも
将来が約束されるとは限りません。
未来は誰にもわからないのです。
それならば
自分のやりたい事をやった方が
人生を豊かにできます。
娘がどんな道を選ぶかは
わかりませんが
自分の「好き」を見つけた経験は
次の「好き」につながり
これから生きていくための
「栄養」となることでしょう。
「好き」が見つかると
世界が少しずつ動き出します。