【不登校】案ずるより産むが易し
通信制高校に在籍しながら
来年の大学受験を目指している娘
オンラインの塾で勉強しながら
自分の進路を模索中です。
この前
お母さんの受験の時ってどうだったの?
と聞かれたので
あまり参考にならない体験を
話してみました。
わたしが高3の時
教員免許が取れる大学に行きたい
とは考えていましたが
自分の希望と学力のギャップが
大きすぎて
勉強にも身が入らないし
気持ちも宙ぶらりんで
受験したけれど結果が得られず
1年浪人することになりました。
浪人中も大学選びには苦労しました
受験科目を絞って
興味のある学部を探して
なんとか受験して入学できました。
だから
情報を集めて
よく考えながら進路を
決めようとしている娘の参考には
ならないんですけどね。
大学受験は年々変化していて
6年前に息子が受験した時も
自分の時と違っていて仕組みが
よくわかりませんでした。
でもさらに多様化が進んでいて
娘の入試の話を聞いても
正直、理解するのが難しいです。
先日娘は
大学のオープンキャンパスに
行きました。
行くべきかどうか
気持ちを固めるまで
けっこう悩んでいましたが
資料を取り寄せたり
情報を集めたりしているうちに
実際に行ってみたいと感じたようです。
それから
日程の調整や
行き帰りの飛行機の予約
ホテルでの宿泊の手配を
全部1人で準備しました。
それだけでもう
偉すぎる!
単純にすごい!
とほめちゃいました。
でも
出発の日が近づいてくると
やっぱり不安になったんでしょう
行きたくないな
怖いな
と訴えてきました
「怖い」正体は何なのか聞いてみると
大学の試験の内容でわからない
事があるから質問したいけど
誰に聞けばいいのかわからないし
ちゃんと答えてもらえるかどうかが
心配で怖いということでした。
「そんなの大丈夫でしょ!」
「行けば何とかなるじゃん!」
と一瞬思いましたが
たしかに
ひとりっきりで
知らない場所で
初めての体験しようと
している娘にとっては
大きな不安にちがいありません。
出発当日になるまで
何度も話を聴いて受け止め
励ましつづけました。
当日は吹っ切れたのか
落ち着いていました。
そして
カバンにお守りをしのばせて
出発して行きました。
オープンキャンパスでは
学生さん達が案内してくれて
優しく対応してもらったそうです
疑問も解消されたようで
まさに
「案ずるより産むが易し」
晴れ晴れとした表情で
帰ってきた娘を見て
この言葉が浮かびました。
いくつになっても
一歩踏み出すには勇気が必要です。
自信を失った元不登校の娘
にとっては何倍も何十倍もの
勇気が必要なのだと思います。
でも今回のような経験を
重ねていけばきっと
自分を信じることができるように
なるでしょう。
受験までにはまだ紆余曲折
ありそうですが
母はどっしり構えて
どんな不安も受け止める覚悟です。
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