下を向いて歩きたい
私は歩いている時に、ついつい視線が下に下がって、うつむいてしまいがちです。下を向いている方が安心できるような気がするんです。それだけ気持ちが落ち込んでいる証なのかもしれません…。下を向いて歩くことで、足元に注意することができるからいいと思うんです。水溜りやゴミ、タバコの吸い殻などがあったら、それをよけることができます。段差があったら、それを踏み越えることができます。
上を向いて歩くと、いろんな景色、いろんな人が視界に飛び込んでくるから疲れてしまうんです。それらを見て、楽しむ余裕というものが私にはありません。情報量が多い世界に、私は長く留まれません。だから、下を向いて歩くことで世界をシャットアウトしたいんだと思います。
私は目先のことだけ見ていたいです。遠い未来のことなんて、どうでもいいです。私は今を見つめることで精一杯なので、将来の話をされると、まるで心臓を掴まれているような気分になります。私は未来が怖いです。早く死にたいのに、未来を見つめさせないでほしいな…と思っています。
どうしてどうしてどうして、なんでなんでなんで…、私を追い詰めるの…?って思うんです。私のことを放っておいてほしいです。ネガティブなままでいたいです。