事実は小説より奇なり
“真実はフィクションよりも奇妙である。なぜなら、フィクションは可能性があることを余儀なくされているから(可能性を持っていなければならないから)。真実はそうではない。”
「事実は小説より奇なり」ということわざがありますよね。私はたまにこのことわざを頭に思い浮かべます。現実に起こる出来事は、作られた物語の中で起こることよりも不思議で面白い、というような意味ですが、実際に数奇な運命にさらされる人間はどのくらいいるんでしょうか。数奇な運命に翻弄された人たちは、どんな結末を迎えるのかというのは、私が気になるところです。
フィクションの物語である本の中では限られた話にはなるけど、それを知ることが少しできますね。波乱万丈な人生と順風満帆な人生、果たしてどちらが幸福なんでしょうかね。幸せであっても、不幸であっても、何でもいいかもしれないな…とも私は思います。人生を表す表現を絞ろうとする必要はありませんよね。
私は毎週のように大学の図書館でたくさん本を借ります。先週は新しく6冊借りました。なんでそんなに本を借りたくなるのかはよく分からないです。でも、すごく楽しいから読んでいるというわけでもないし、本を読み終わるとなんだか虚しくなります…。私が本を読む理由は、本の世界に入って気持ちを紛らわせたいからだと思います。現実逃避と何ら変わりないです。だから、現実に引き戻されたときに、気分が落ち込んでしまうような感じがします…。