好きな色

男子トイレの標識は青色。
女子トイレの標識は赤色。
どこに行っても大抵はそう。

男にも女にも当てはまらない人は、どっちのトイレに行くんだろう…とか、多目的トイレの「多目的」って、どんな意味なんだろう…って、たまに思う。

今は、ランドセルの色がすごくカラフルで、いろんな選択肢がある。私が小学生だった時もそうだけど、赤色と黒色だけじゃなくて、ピンクとか水色、紺色、茶色、紫色、ベージュ色とかもある。小学生を見ると、かわいいランドセルだなあ…ってたまに思う。

何となく、ピンク色は女の子が好きな色というイメージがある。だけど、小学生の時「ピンク色が好きな女の子」は女の子からやたら厳しい目で見られていた。ピンク色とか、フリフリのかわいらしいものが好きな女の子は、無条件に嫌われる傾向があった。女の子は、他の女の子が「ザ・女の子らしい」ものを身に付けているのが気に入らないみたいだった。

私はピンクが好きなわけでも嫌いなわけでもなかったけど、目の敵にされるのが嫌で、ピンク色の服装とか、持ち物は避けていた。ピンク色の服を着ていたら、同級生からなんか嫌な言われたことを覚えてる。お母さんにピンク色の服を買わないように頼んでいたのを覚えている。当時の私は、私の平和を乱す色として、ピンク色が嫌いだった。

今ではピンク色のスマホカバーを普通に使っている。誰かからピンク色を指摘されたこともない。ピンク色は普通にかわいい色だと思う。でも、私が好きなのは青色とか水色とかかな。スマホケースは、ピンク色の前は水色だったし。空の色や海の色が綺麗なように、青色や水色は綺麗。私は爽やかな色が好き。

「好きな色は何色ですか？」って、聞かれる機会なんてほとんどないけど、以前「あてるね。🤔…。白色が好きそう！」って言われたことがある。確かに白色も好きだけど、白色が好きそうな人って、どんなイメージなのかなあ…。

白く見られていても、実際は黒いような気がする…。見た目だけは白くて、残念ながら中身はどす黒い。それが私かなって思う。それくらい外見と中身にギャップがあるかなあ…。