回避行動
私が人と関わるのが嫌、いろんなことをめんどくさいと思ってしまうのは、自分が傷つくのを恐れて回避しようとしているからかな…と思います。何もしたくない、めんどくさいという感情を出して、自分の行動を抑制しようとしているような感じになっています。苦しい思いや悲しい思いをしたくないという気持ちが強いから、いろんなことから逃げたくなります。
やらなきゃいけないことに迫られると、また何かに傷つきそうで、行動に移すのが辛いと思ってしまいます。やることのハードルがとてつもなく高く感じられて、すべてを先延ばしにしたくなります…。
自分が絶対に傷つかない場所なんて存在しません。「絶対に傷つかないということはない」という事実は絶望的です…。苦労に絶えない人生は嫌です…。嫌なことばかりで、どうすれば自分を満たせるのかがよく分からないです。
本当は欲しいものがあるのに、やりたいことがあるのに、無意識に自分を止めようとしてしまう自分もいる気がします。自分のほしいもの、やりたいことがわからないのは、それを手に入れても傷つくことがあるかもしれないから、自分で分からないように心の奥底にしまい込んでいるのかな…って思います。
欲しいものを手に入れた自分は空想の世界にしかいなくて、その空想の自分を羨んでしまいます…。思い通りになっている空想世界の自分は誇らしげで尊くて、現実のいろんなことを諦めようとしている自分は惨めです…。理想を高く掲げてしまうからこそ、厳しい現実とのギャップに苦しんでしまうことが多いです。そうやって自分で勝手に傷ついてばかりなのは、嫌だなあ…と思います。
心が傷つくくらいだったら、最初から何もせずにそのままでいたいです。傷つきやすい人間なんだから、そこを治さなくても、傷つくことを回避してもいいんじゃないかな…と思いますね。人生では、ありとあらゆる人間関係や行動面で傷つかないという保障はありません。
人が怖いから、自分が傷つけられるのが怖いから、自分の世界に一人閉じこもりたくなります。外界から自分を遠ざけておくと、少しだけ安心できるような気がして、自分を取り囲む世界を遠巻きに見ています。
すぐ疲れちゃうし気持ち悪くなるから、自分が休める場所がいろんなところにあればいいのに…と思います。でも、どこに行っても自分が休める安息地はどこにもなくて、人がいっぱいでざわざわした世界に嫌気がさします…。漠然とした生きづらさを抱えて生きるって、しんどいです。自分自身でわかっていてもそれを治すことができないから、経験と共に上手く付き合えるようにするしかないんだろうけど、難しいです…。
慣れて行動範囲が広くなることはあっても、恐怖心そのものが消えることは無いんじゃないかな…と思います。常に「怖い」という気持ちと戦い続けないと何も出来ないのは辛いです。周りの人は、私ほど恐怖と戦わなくとも私以上の元気さと明るさがあるし、それが時々とても羨ましくなります…。私はどう頑張っても、そんなふうにはなれない…って、悲観してしまいます。
生きるのが楽しいと感じられないから、早く死にたいなあ…と終わりを考えるのがやめられません。終わりを考えれば、今の苦しみに耐えられるような気がして、どうしても死にたい気持ちになってしまいます…。自分が傷つかないように回避に回避を重ねて、自分を防御し続けようとして最後に行き着く先は、死ぬことなのかな…と考えています。