満月のよるにおもうこと
正解なのかは分からないけれど、どこかを目指すという目標が一時的になくなったので好きに書けていると思う
どうしてこうなったのかは分からないけど
日光のあの場所で木々の隙間から太陽の光を見たからかな
この間の大雨でずぶ濡れになったあとかも
書きたい、がなにより上回って
ちゃんと納得のいくように、書きたい
いつだって「痛み」を書きたい
私だけの「痛み」では意味がなくて誰かの心のうちにも存在する「痛み」を書きたい
そうそう、そうだよね
それでも私は生きてるよ
正解なんて見えなくて常にどこかにくっついて後ろに隠れてしまいたくなるけど生きてるよ
そんな間違い、なんでもないよ
そんな違い、なんでもないよ
今日も失敗したよ、それで良かったんだよ
書けてるのかな……どうかな
間違った過去を持たないひとはいないと思うし
(私に限ってはいまも間違ってばかりだし)
そこで葛藤しなかったひともいないと思う
葛藤の積み重ねが人間性を少しずつ変化させると思っていて
それがそのひとだけの美しさになると思っていて
それを言葉にしたい、物語にしたい
それを美しくは書かないけどね
ゆっくり大切に書くしかないよね
今日も明日も明後日もね
満月のよるは気持ちが揺れるね