寝すぎでなぜ頭痛は起こる?
平日はお仕事。
明日はお仕事がお休み。
ゆっくり寝れると思ってちょっと朝寝坊。
よく寝たーと思って朝起きたら、頭痛なんていう経験は皆さんはありませんか?
今日はなぜ寝すぎは頭痛になるかについて、ご説明していきたいと思います。
それはリラックスしている時に働く副交感神経に理由があります。
人間は自律神経が働くことで生命を維持しています。
自律神経は心臓や消化器、呼吸器、ホルモン分泌、精神状態などに関係しており、24時間ずっと働いています。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれ、日中の活発に活動しているときは交感神経、夕方から夜間のリラックスしている状態のときは副交感神経が優位になります。
また自律神経は血流量に影響を与え、日中は活発に活動するために、血流量を多くしなければいけません。そのため、交感神経が血管を収縮させ血圧を上げ血液循環を高めます。
反対に睡眠時などリラックスしている時には、副交感神経が血管を拡張し血圧を低下させることで血流量を抑えています。しかしこの血管拡張によって三叉神経が刺激され、片頭痛を起こすことがあります。
そのため寝過ぎで過度に副交感神経が働いた状態が続き、片頭痛が起こることがあるのです。
そのため、なるべく休日も寝すぎないようにしましょう。