大久保被告は障害者差別などしていない【京都ALS嘱託殺人事件/安楽死論】

この記事のように虚偽の報道で相模原事件の植松聖と同一視されがちな大久保愉一医師。しかし彼は高齢者の延命治療の批判こそすれ、難病障害者への命の軽視はしていない。

モラル以前の問題だろう。難病で苦しむ人や高齢者らを「生き続ける価値がない」と軽視する傾向さえうかがわれ、相模原市の知的障害者施設で入所者十九人が殺害された事件も想起させる。

彼が難病障害者差別をしていない事がわかるSNSの書き込みを証拠としてピックアップする。

そもそも自身の子供が障害持ちである

氏の考える安楽死法に『障害者の尊厳を守る』旨が入っている

氏にとっての安楽死は肉体苦痛を取り除くためのもの

本人が自分と植松を同士とは見なしていないし(彼の価値観に共感していない)、何ならアホとまで言っている

優生思想者への皮肉や批判的な書き込みもあり

障害者や難病者の家族や病院や団体による、いわゆる『公金チューチュー』の批判はすれど、「障害者を生かしても税金の無駄だから死なせるべき」的な価値観は持っていない。現物支給だって税金を使うのだ

公金チューチュー(こうきんチューチュー)とは、主にNPO法人一般社団法人、その他の組織、個人等が補助金助成金等の公金地方公共団体から巧妙に獲得していると思われる状態、またはそのような仕組みを表した言葉[
公金チューチューと批判されやすい活動としては、人権擁護や貧困者の支援、弱者の救済、差別反対等の主義が掲げられた関連NPO等の団体の設立、そうした中での勉強会の開催、講師の派遣などが指摘されている

Wikipedia 公金チューチュー

むしろ彼を批判する安楽死反対派の方が金目当て感が強い

公金が吸える指定難病患者の存在しか視界に入れない安楽死反対派への批判をする者も

また、私が計算したところ、人工呼吸器を付けて在宅で過ごすALS患者1人に、年間約3千万円の公費が投じられています。
3千万円は高額に思えますが、患者のケアを通して看護師や介護スタッフは高度な技術を身に付けられます。それが高齢者や他の病気の患者へのケアの質を高めている面もあります。

朝日新聞デジタル NPO法人副理事長・川口有美子さん 安楽死は治療制度の崩壊招く

「他の病気の患者へのケアの質を高めている面もあります。」って、だから指定されてない難病者はそのケアを受けられないんだってば。
本気で彼らを思うなら無償でやればどうですか?
大久保医師は林優里さんからお金を受け取ったことで「金目当てで本人のためを想ってない」と言われてますよ。
金額など任意の額だったのに

国から潤沢な支援を受けているALS患者が「安易な安楽死」と批判するのはいかがなものか。

01年に世界で初めて安楽死を合法化したオランダは原則として、本人だけでなく家族の状況を知るかかりつけ医が判断しているという。有馬准教授は「日本の社会保障は海外より受け皿が広く、選択肢は複数ある。女性が安楽死を選ぶ前の情報は十分だったのか」と疑問を投げかけている。

少なくとも私は何年も福祉課に相談し、電話で救急車を呼べないことについて消防庁にも救いを求めてるが支援を受けられていません

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