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安楽死シロップについて【ベルギー】

SNSでバズったベルギー🇧🇪の甘い安楽死シロップとは?

調べたところ、催眠麻酔薬であるペントバルビタールナトリウム15g(致死量)に、苦味を無くすための甘い濃縮シロップを混ぜたものらしい。

オランダでは安楽死手段の一つ(ペントバルビタールまたはセコバルビタール15gを含む濃縮シロップ100mlの経口摂取)として用いられているが、近年はこの手段を選択した人は15%に過ぎず、残りは医師による別の薬物の静脈内投与を選択している。
米国では、1998年からオレゴン州、2008年からワシントン州、2013年からバーモント州の医師による死への幇助に関する法律の下で、セコバルビタールとペントバルビタールが最もよく処方される薬物となっている。
2017年からはカナダでも医師幇助自殺に使用される。
馬や牛の安楽死にも使用される。

 セルコバルビタール https://w.wiki/4htB

スイスの安楽死薬はほんのりオレンジシロップ味があるものの苦味がかなり残っている模様

ストローに口をつけて、恐る恐る息を吸い込む。1滴、2滴と口に入ってきた薬は苦味を緩和するためのオレンジシロップの味がほんのりとするが、それでもひどく苦い。

『私の夢はスイスで安楽死 難病に侵された私が死に救いを求めた三十年』よりhttps://bunshun.jp/articles/-/60443?page=3

ベルギーの女性が飲んでいた甘い安楽死シロップは結構な量があったように思う。おそらく多めの濃縮シロップを混ぜて苦味を完全に消しているのだろう。
さすがスイーツ王国である。

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