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安楽死は14歳から認めよう【刑法41条】

根拠は刑法から。

(責任年齢)
第41条 14歳に満たない者の行為は、罰しない。

刑法|条文 - 法令リード

70.我が国の刑法は、14歳未満の者の行為は罰しない旨規定しており、刑事責任を科し得る最低年齢は14歳である。

外務省 B.国内法における最低法定年齢https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/0111/11a_016.html

国が『14歳以上には責任能力がある』と認めているんです。
そもそも日本はほんの少し前まで性交同意年齢13歳にしていた国ですから。14歳なんて余裕です。余裕。

こちらは中二女子(14歳位)の自殺記事。立派な自己決定力を有していることがわかります。

私は保育園からン十年のいじめ及びパワハラ被害人生を送ってきているが、明確に死を望んだのも中学1〜2年あたりだったので、14歳以上案には我ながら納得している。
いじめの質もそれくらいから明らかに変わったと思う。男子が好きな女の子をいじめてしまう時期が終わり、視界に入れたくないドブス女子を排除するガチいじめに切り替わるのがその辺りらしかった。
ちなみに負の性欲論者が「女だけにある現象」と言っているが、男にも普通にあります。

まぁ国が死刑の対象にしている18歳以上でもありですが。
死刑可能年齢って、要は国が「殺しても良い」とした年齢ですからね。

また、19歳という年齢は「自動車の運転免許取得が許されるなど、一定程度社会の一員として行動することが期待されている年齢」と説明。被告自身もアルバイトをして大人と関わるなどの社会経験を積み、就職を控えるといった生活をしていたと指摘。死刑を回避すべき決定的事情とは言えないとした。

裁判長「考えることを諦めないで」 当時19歳だった被告に死刑判決https://www.asahi.com/articles/ASS1L6TKZS1JUZOB008.html

死刑は言うなれば国による合法殺人です。
そこに本人の自己決定はありません
犯した行為が例え精神疾患によるもので本人の完全意思とは限らなかったり、あるいは社会によって追い詰められてのことでもです。
それでも死刑判決はされてしまいます。
袴田さんのように冤罪であったとしても。
しかも自己決定どころか、本人が嫌がる残虐手段で強制的に行う

これって自ら望む安楽死よりずーーっと命を軽視した質が悪い行為
でも日本ではそんな死刑が認められているんです。

京アニ犯に生命を軽視する死刑判決を出した京都地裁が、(本人の意思に基づく)安楽死を行った医師に「生命の軽視」と言う判決を出すとはギャグが過ぎる。

死刑が許されるなら安楽死も許されるべき。


ちなみに死刑という名の殺人を許しているのは憲法第31条です。

第三十一条(生命及び自由の保障と科刑の制約)
何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

憲法第31条の条文をわかりやすく説明

これはつまり「法律の定める手続によれば国は生命を奪える」ってこと。
刑法で国民に対して殺人するなと言っておきながら
憲法ではこうやって国が国民を殺しても良い抜け道を作っている。
やらしいですね。
でも自己決定の安楽死は認めない。なんなんですかね。

ちなみにアメリカの死刑は主に薬殺だそう。

執行方法は州によって異なり、薬物注射、電気椅子、ガス、絞首、銃殺がある。圧倒的に多いのが薬物注射だ。ウッドフォードさんが所長だった当時のカリフォルニア州は、ガス室と薬物注射の2種類があり、執行方法は死刑囚本人が選ぶことができた。

前述の通り、日本では死刑執行に絞首刑を採用しています。一方、アメリカでは現在、ほぼ全ての死刑執行が薬物注射によるものとなりました。中国でも以前は絞首刑が採用されていましたが、急速に薬物注射が主流になってきていると聞きます。ただ、軍関係の場合は銃殺刑を用いることが多いようです。

実際にアメリカで執行を見てきた知人の記者に話を聞くと、薬物注射による死刑の所要時間は2~3分で、被執行者が苦しむ様子もなく終わったそうです。

実はアメリカや中国で行われている薬殺刑は、安楽死とやり方が同じなのです。

薬殺刑に処せられる受刑者(死刑確定者)は、テーブルに固定されたあと2本の静脈カテーテルを挿入される。そのうち1本はバックアップ用であり、実際には1本で行われる。3種類の薬物を段階的に注射される。
最初のチオペンタールナトリウム(バルビツール酸系全身麻酔剤)注入で意識を失い、次の臭化パンクロニウム(筋弛緩剤)注入で呼吸を止められ、最後の塩化カリウム溶液で心臓を止められて処刑される。

薬殺刑 https://w.wiki/3QqB

【ベルギー 精神病患者が安楽死を選べる国】
医師が、昏睡状態をもたらす注射をまず1本打ち、次には、心臓を停止させるとどめの1本を打ち込んだ。30秒かからないうちに、クンはミアの腕の中で、安らかな眠りに就いた。

https://www.news-postseven.com/archives/20160717_428403.html?DETAIL

上の薬殺刑に関するヤフーニュースのコメントがこちら

死刑は賛成ですね。
ただ死刑を科されるのは被害者に対し相応の罪を犯した人間のはずなのに被害者より楽に一瞬で終わるってのは遺族感情としてはどうなんですかね。
薬物注射で眠るように終わるじゃ納得いかない遺族も多いような気がしますが。
絞首刑にしても刑を受けるまでの恐怖はあるかもしれませんが被害者が受けたことに比べれば残虐とは言えないと思いますし希望があれば遺族が刑を執行するくらいでもいいと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb379278529510be9fb3d920c15deb848e3c374/comments

処罰感情むき出し。
安楽死に反対するときの「命を大切に!」の精神はどこへやら。
「死刑に相応の罪」ってなんだろう。
国によっては死刑自体がないのに。
野生の動物の世界なら沢山殺せる個体は王者だ。

誰かに害をなせば殺しても良いになるなら
誰かの迷惑になるから安楽死したいだってありでしょう。
迷惑防止条例なんてものもあるんだから。

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