好きなものを食べれるようになった
ずっと避けていたもの
摂食障害になってからずっと避けていたものがある。
「ルー」だ。
もともとスープの類やよく煮込まれた野菜、乳飲料も好きだ。
それを全部集合させたものがクリームシチューなのだけど、私はたぶん10年近く避けてきた。
過食嘔吐時代ですら避けていた。
かなり昔に一度カレーを食べた後の吐いたチューブのギトギトさに引いたのと、吐いたはずなのに体重が増えていたのでそれから怖くて食べられなくなってしまった。
避けてきたと言っても、ルーを使ったりちゃんとした作り方をしたシチューを避けてきただけであって、裏技?的な作り方で作ったものはときどき食べていた。
裏技シチュー
シチューだけでなくグラタンにも応用できるのでダイエット中の人や摂食の人は知っておいて損はないと思う。
本来はバターで小麦粉を炒めて(これがルー)、それを牛乳でのばしたものがホワイトソースだ。
これを簡略化かつカロリーカットしたのがこの裏技シチューだ。
まず、野菜をレンチン。
そしてその後、牛乳や豆乳と水を好みの割合で混ぜたもので煮て、コンソメやら塩胡椒で味を調えて、水溶き片栗粉でとろみをつける。
あら簡単。シチューもどきの出来上がり。
コクはちょっと足りないけど、もどきでいいなら十分だと思う。
バターも小麦粉も入ってない。それだけで安心感が違う。
カレーもこんな感じの裏技的な作り方で作れるので、また機会があれば載せようと思う。
本物を10年ぶりに食べてみた
先日スーパーに買い物に行ったときにルーを買ってしまった。
ちょっと食べたくなってしまったのだ。
具材は、鶏むね肉と玉ねぎ、ブロッコリー、しめじ。
美味しかったけど、薄味が好きな私にはかなり濃く感じたので、やっぱ裏技シチューのが好きかもってのが本音。
だけど、なんか私が摂食じゃなくなった象徴なんだと思う。
作った鍋も、食べた皿やスプーンも、油感がすごい。
でも、それを洗うことすら大事にしたい、と思う。
今日はここまで、また次の機会に(´・ω・`)
社会に貢献します、とか偉そうなことはいいません。貰ったらハーゲンダッツを食べたりヒトカラしたり、いっぱい貰ったら新しいパソコンを買ったりして「私が」幸せになります。